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僕はこうして強みと生きていくことにしたNo16 「戦略性に運命思考を掛け合わせる」
昨日は元日から走り初め。
そして今日二日はジムにて筋トレ初めと、
どこを目指してるんだろうと思ってしまう
ストレングスコーチのまるさんです。
この暮れから読んでいる本があります。
「人生に活かす易経」(竹村亞希子著)という本で、
四書五経のひとつ、「易経」について、わかりやすく解説しています。
よく「運は動より生ず」と言って、動くことを推奨することを聞きますが、
その原本を確認したくて手に取った本です。
(結局まだ見つけられないのですが)
「易経」自体は難しい本ですが、
この本では人生に活かすというポイントに絞って
紹介してくれています。
その中での気づきは、
「陰」と「陽」という考え方。
なんとなく「陽」がよくて、
「陰」はよくないのではと思ってました。
しかし「易経」では、陰と陽は一体であると考え、
どちらにも意味を持たせています。
一日で言うと、
昼間が「陽」で、夜が「陰」。
一年で言うと、
春夏が「陽」で、秋冬が「陰」。
天気で言うと、
晴れが「陽」で、雨が「陰」。
昼間が明るくて良いといっても、
夜がなければ寝ることができず休めません。
春夏は気分が明るくなるけれど、
秋冬がなければ作物は実らず、
葉が落ちて若葉と入れ替わることができない。
晴れは嬉しいけど、雨が降らなければ乾ききってしまう。
「陽」はエネルギーを思い切り発揮できるときだけど、
「陰」の身体を癒やし、休め、エネルギーをためるときがないと、
身体は壊れてしまいます。
バイオリズムという言葉がありますが、
人生の中でも、
元気が出てものごとが上手くいく「陽」と、
上手くいかず鬱々としてしまう「陰」がある。
しかし、「陰」は悪い時期ではなく、
やがて来る「陽」の季節に備えている時期なのです。
そう考えると、「星回りがよくない」という占いも、
前向きに捉えることができます。
そこで考えたのが、タイトルの「戦略性×運命思考」。
人生に「陰」と「陽」が交互に訪れる流れがあるとわかれば、
それぞれの「陰」と「陽」をどう生かすかを、
戦略性で考えることができます。
「陰」に転換しつつある流れを
無理くり「陽」に転じようと戦略性を働かせて疲弊するのではなく、
「陰」に転じる時間を次の「陽」に向かってどう意義ある時間にするのか。
川の流れに逆らわず、むしろ流れを生かす発想が
「戦略性×運命思考」。
この一年、自分の3位「戦略性」と13位「運命思考」を、
そのように使っていきたいと思います。