五感 鍛えてますか?
また今年も台風が日本列島に猛威をふるいだした。
雨の日も多いが、朝方に降っていなかったら僕は大阪城公園を歩くことにしている そう、ウォーキングというやつだ
決めたルートがあるので家から小一時間ほど
最近マスク生活を強いられていて気づいたことがある。
それは嗅覚が弱ってきているな……と。
あなたはどうですか?
僕は常日ごろから芸術創作のための【第六感】というものを大切にしている
「そんなものあるんかいな?」と言われてしまえば「あると思う……」としか答えられないのが辛いところではあるが、僕の言う【第六感】は芸術を生み出す【発想力】のようなものだと思ってほしい。
その【第六感】を発揮させるためにも、普段から【五感】を鍛えておかねばならないと思っている。
でも、このコロナ禍の影響で【五感】がすっかり弱っていたことに気づいた。
特に【嗅覚】!マスクをしているから外にいても匂いを意識する事がめっきり少なくなった。それも1年以上も。
これじゃダメだと思い、ウォーキングの時は人と距離を取ってマスクを外した。
するとどうだろう、思っている以上に僕たちの周りには色んな匂いが溢れているんだということに気付かされる。
今の時期ならクチナシの花や名も知らぬ草木の香り 風にもこんなに匂いがあったんだ!と。
なんだか呼吸も深くなりそうだ。
ウォーキングの最後はいつも大阪城公園のスタバで休憩する。 外のテラスの椅子に腰掛けて、じっくり見ると雲の間から綺麗な青空が見える 澄んだ青色ってこんな色だったんだと今更ながら納得したりする。
また木々の葉の緑が映えて美しい。
輝く緑ってこういう色なんだ…と。
耳をすませば小鳥たちが鳴いている。
何という名前の鳥なんだろう?
ふと、初夏の風が涼しく頬を撫でてゆく。
目を閉じて、ゆっくりアールグレイの冷たい紅茶を味わう。
【嗅覚】【視覚】【聴覚】【触覚】【味覚】
【五感】が全開となって生きている実感が湧き出てくる一時である。
仕事場である音楽スタジオに戻ってくる。
パソコンのすぐ前には三つの香りの小瓶を置いている。
画像の左からロクシタンのハンドジェル。
これは草木の爽やかな香りがするのでお気に入り。
真ん中は大阪の調香師・寺田紫さんに調合してもらったオリジナルの香水 深い森のような香り。
寺田さんはわざわざ僕のスタジオまで来てくださって、話をしながらその時の僕の気分に合った香りを作ってくれた。
いちばん右端のは【香りアーティスト】として最近活躍している淡路島の和泉 侃くんの香水。
これは柑橘系の香りをトップノートに持ってきている作品。
パソコン仕事をしていると、どうも無機質な気分となり、仕事が行き詰まることも多々ある。
そんな時こそ、小さなボトルの香りを手首や指先につけて嗅ぎながら深呼吸してみる。
するとどうだろう、リラックスしてまた違った発想が生まれてきたりすることも多い。これがアロマセラピーというものなんですな。
マスクの弊害って意外にも大きい!
さあ、あなたも一緒に【五感】を鍛え、人間の本能を取り戻そう。
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