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皮膚を傷つけない甘皮ケアとは?方法やコツをご紹介
甘皮ケアは、ネイルの施術の中でも重要な工程のひとつです。甘皮ケアをしっかり行うことで、浮きにくくなるだけでなくネイルの仕上がりも格段に良くなります。今回は、皮膚を傷つけない甘皮ケアをご紹介します。
甘皮ケアとは
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甘皮は、キューティクルとも呼ばれており、爪の根元を保護し細菌や異物の侵入を防ぐ役割があります。
甘皮にはキューティクル(爪の根元部分と皮膚の境目の薄皮部分)とルースキューティクル(爪の表面全体に張り付いてくる薄膜)の2種類があります。甘皮ケアでは、このルースキューティクルを除去することが重要です。
ルースキューティクルを除去することで、ツヤと透明感が現れます。また、ルースキューティクルが残った状態でジェルをのせるとキレイなフォルムが作れない、浮きやすくなる原因になってしまいます。
甘皮ケアの適切な頻度は?
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ネイルサロンでの甘皮ケアは3〜4週間に1回が目安です。
甘皮ケアの頻度は高ければ高いほどよいというわけではなく、短い期間に何度も行うと爪のダメージにも繋がります。そのため、ジェルを毎月される方はジェルの付け替えに合わせて、ジェルをせず、ケアのみされる方は月に一度のケアが理想的です。
甘皮ケアに必要な道具は?
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甘皮ケアに必要な道具は以下の通りです。
◯水orお湯
◯ガーゼorコットン
◯プッシャー
◯ニッパー
◯ネイルオイル
甘皮ケアの方法とコツをご紹介
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適切な甘皮ケアを行うことで、くすみや乾燥、ジェルの浮きなどを軽減させられます。ここでは、甘皮ケアの方法とコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
甘皮を柔らかくする
まずは、水またはお湯を使って、甘皮を柔らかくしましょう。甘皮を柔らかくすることでルースキューティクルが除去しやすくなります。
プッシャーでルースキューティクルを押し上げる
次に、プッシャーでルースキューティクルを押し上げましょう。爪の表面やサイドは爪に対して30°程度の角度で、甘皮周辺は90°程度の角度でプッシャーを押し当て、優しく擦るのがコツ。力で上げるのではなく、回数で上げることを意識しましょう。両サイドを上げてから真ん中を上げるとスムーズです。
強い力で押し上げると爪や皮膚を傷つける原因になるので、注意してください。また、ルースキューティクルが残っていると浮きの原因になるので注意!出てきたルースキューティクルをガーゼやコットンで拭き取りましょう。
浮いた甘皮やささくれをカットする
ガーゼやコットンで取りきれなかったルースキューティクルや、ささくれもをカットしましょう。この時、無理に甘皮をカットしようとするのはNG。皮膚を傷つけたり出血させたりするケースもあるので、注意しましょう。
保湿ケアをする
ジェルをのせる場合には、ケア後にサンディングをしてジェルをのせていきます。ジェルをのせない場合は、マニキュアのベースコートを塗ったり、シャイナーで磨くなどして爪表面に艶を出すと良いでしょう。
最後に爪と皮膚を保湿しましょう。ネイルオイルやハンドクリームを馴染ませ保湿することで、乾燥やその他のトラブルを予防できます。また、保湿することで爪に柔軟性が出るので折れにくくなるでしょう。
甘皮ケアのメリットとデメリットを解説
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甘皮ケアにはどのようなメリット・デメリットがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、甘皮ケアのメリット・デメリットをご紹介します。
甘皮ケアのメリット
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甘皮ケアをすることで「ネイルが長持ちする」「爪の乾燥を防げる」などのメリットが得られます。
甘皮ケアを行わずジェルをのせてしまうと、甘皮の部分からジェルが浮いてしまいます。しかしルースキューティクルをしっかり除去できれば、ジェルが浮いてくることもありません。
また、甘皮ケアを行うことで爪の乾燥も防げます。本来、爪には水分が含まれていますが、甘皮によって水分が爪全体に行き渡らず乾燥しているケースも多々あります。甘皮ケアを行うことで、乾燥を防げるので爪の割れや欠けも軽減できるのです。
甘皮ケアのデメリット
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甘皮ケアのデメリットには「細菌感染のリスクがある」が挙げられます。しかし、これは不適切な甘皮ケアを行なった場合のみ。
前述の通り、甘皮には爪の根元を保護し細菌や異物の侵入を防ぐ役割があります。そのため、無理矢理ケアを行うと細菌に感染してしまうリスクがあるのです。甘皮ケアを行う=必ず細菌に感染するのではなく、正しい知識を身につけ適切なケアを行えば細菌の感染も防げます。
Önschoolでは皮膚を傷つけない甘皮ケアも学べる
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皮膚を傷つけない甘皮ケアを学ぶなら、Önschoolがおすすめ。手の使い方や角度、力の入れ具合などオンラインでは把握しきれない細かなところまでしっかりサポートさせていただきます。
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今回は甘皮ケアの方法やコツ、メリット・デメリットをご紹介しました。甘皮ケアに苦手意識を持つ方も多いですが、しっかりとコツを押さえることであなただけの強みに変えられます。より理解を深めたい、技術に自信が持てないと悩む方は、ぜひÖnschoolのレッスンにご参加ください。