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爪が薄く弱くなる原因は?爪を強くするためにできることも解説

爪が薄く柔らかいと、割れや欠けに繋がります。悪化すると、爪甲縦裂症やスプーンネイルなどを引き起こし、日常生活に支障をきたす場合も。今回は爪が薄く弱くなる原因や爪を強くするためにできることを解説します。


爪の基本構造

出典:JNEC 公式サイト

爪は主にタンパク質(ケラチン)と水分で構成されています。また、爪は1枚のように見えて3層でできており、表面から、背爪(トッププレート)、中爪(ミドルプレート)、腹爪(アンダープレート)と言います。

背爪と腹爪は薄いケラチンが縦方向に連なっており、中爪は厚いケラチンが横方向に連なっています。そのため、健康な爪は柔軟性と強度を兼ね備えているのです。

爪が弱く柔らかくなる理由は?

爪が薄く柔らかいと、割れや欠けに繋がるだけでなく、ジェルの密着度が下がり浮きやすくなってしまいます。爪が弱く柔らかくなる理由を知っておけば、対処もしやすくなるはず。ここでは、爪が薄く柔らかくなる理由を解説します。

爪が乾燥している

前述の通り、爪はケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されています。ケラチンは爪の他、肌や髪の毛も構成している成分です。そのため、爪も肌や髪の毛同様、乾燥に弱いという特徴があります。

健康な爪の含水量は、一般的に12〜16%とされていますが、乾燥によって5%前後になってしまうことも。乾燥を防ぐためには水仕事の際は手袋を着用する、キューティクルオイルやハンドクリームを塗るなどの対策が必要です。

アセトンを使用している

頻繁にアセトンを使用している場合も、爪が乾燥しやすくなります。アセトンは揮発性が高く、乾燥の原因になるだけでなく、爪や皮膚へ刺激を与えることがあります。

そのため、ジェルネイルをしている場合はフィルインでオフをするか、アセトンを使用する頻度を少なくするようにしましょう。また、アセトンを使用した場合は、必ず手洗いと保湿を行いましょう。

栄養バランスが崩れている

食生活が乱れ、栄養バランスが崩れた時にも爪は薄く柔らかくなりやすいです。爪を構成するケラチンは、18種類のアミノ酸からなるタンパク質。

そのため、タンパク質を作る際に必要な栄養素を補うことが丈夫な爪にする近道となります。タンパク質はもちろん、亜鉛、鉄分、ビタミンなどが含まれる食べ物をバランスよく摂取しましょう。

爪を強くするためには?

爪がすぐ割れたり欠けたりすると、見た目が良くないだけでなく、痛みを感じてしまうことも。爪が薄く柔らかくなるのは、生活習慣による影響がほとんど。そのため、生活習慣を変えるだけで改善されることもあります。ここでは、爪を強くするためにできることをご紹介します。

しっかり保湿する

乾燥を防ぐために、爪をしっかり保湿しましょう。こまめにキューティクルオイルやハンドクリームなどを塗り、乾燥を防ぐのが効果的です。

また、併せて爪の根元のマッサージや洗い物をする時は手袋を着用する、アセトンを使う頻度を防ぐといった対策も乾燥を防ぐ方法として有効です。

爪への衝撃を減らす

爪は頑丈に見えますが、実はとても繊細です。そのため、爪への衝撃を減らすことも重要です。

爪で段ボールを開けたりキーボードを叩いたりするのは避けるのがベター。また、爪切り(ネイルクリップ)で爪を切ることで、爪の3つの層が崩れ、薄く柔らかい爪になってしまうこともあるので注意が必要です。

Önschoolでは正しいケア方法も身につけられる

ジェルネイルを長く続けていただくためには、正しい情報とケア方法を身につけ、適切な施術を行う必要があります。Önschoolでは本質的かつ実践的なサロンワーク技術を学べる場所として「1DAY レッスン」「2DAY フィルインレッスン」「アカデミックプログラム」の3種類のレッスンをご用意しており、全ての基礎となるケア方法も身につけられます。ここでは、Önschoolで受講可能なレッスンについて詳しくご紹介します。

1DAY レッスン

1DAY レッスンは、サロンワークの基礎となる「ワンカラー技術」を学べるコースです。左右対称のファイリング方法や適切なプッシュアップの仕方、ニッパーの基本動作などケアからトップ仕上げまで、ワンカラーの工程をお伝えします。

〇左右対称のファイリング方法
〇適切なプッシュアップの仕方
〇ニッパーの基本動作
〇マシンケア実践練習
〇爪別の対処方法
〇爪の育成に適したフォルム形成の仕方
〇最適なジェルの塗布量
〇へこみなく仕上げる方法
〇リフトさせないベースの塗り方
〇サイドの漏れとがたつきの対処法
〇サイドとエッジの塗りこみ方
〇キューティクル際のライン取り方法
〇筆と手の使い方
〇カラー別の正しい塗布料
〇歪みなく仕上げるコーティング方法

2DAY フィルインレッスン

2DAY フィルインレッスンは、通常のジェルネイルよりも爪へのダメージを与えにくい「フィルイン技術」を学べるコースです。マシンの使い方はもちろん、フィルイン前のプレパレーションやマシンビットの選び方などもしっかりとお伝えします。

〇フィルイン前のプレパレーション
〇6週間リフトさせない方法
〇爪の育成も出来るフィルインの為のフォルム作り
〇歪みの見方
〇中浮きを防ぐベースの塗り方
〇フィルインに適したベースジェルとその性質
〇フィルイン時の説明とカウンセリング方法
〇爪別のチェックポイント
〇爪と甘皮の基本構造
〇マシンビットの選び方
〇ベースをしっかり綺麗に残す方法
〇段差のない削り方
〇中浮きの削り方
〇先端の厚みの取り方
〇マシンオフ実践練習
〇フィルイン時の亀裂補正と長さ出しの仕方
〇ジェルが浮きやすい方への対処法
〇次回予約に繋がるご提案の仕方

アカデミックプログラム

アカデミックプログラムは、ネイルの基礎やサロンワークが学べる3ヶ月集中プログラムです。知識を学ぶと同時に、実践練習にフォーカスすることで確実に技術を身につけられます。個人サロン開業を目指す方向けに、サロンの立ち上げをサポートさせていただく「サロンブランディングコース」もご用意しております。

正しいケアで強くしなやかな爪へ

今回は爪が薄く柔らかくなる理由や爪を強くするためにできることをご紹介しました。正しい知識とケア方法を身につけることで、お客様の爪を強くしなやかな状態へ導くことができます。Önschoolで学びを始めたいとお考えの方は、ぜひ無料相談会にご参加ください。


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