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初愛車

社会人になり自分でお金を稼げるようになって最初に買った車は何か!?

それは、、、

めくる前


シトロエン C3 SHINEです。

オープン!

やっぱり最初の車は慣れ親しんだシトロエンしかないだろう!と。

本当は当時うちが乗っていたルノールーテシアRXEが良かったのだけれど、
今はほぼ出てこないので諦めました。
それに、最初の1台は新車が良いし。

ただ、この個体は完全にハズレでしたね、、、(笑)

どんな不具合があったかと言いますと、
勝手にハンドルが左に傾きます(笑)

どんなに平坦な傾きの無い道を走っても、約20度ほど?左に傾きます。
時速1kmでも出せばこの角度に(笑)
そして、毎回この角度で定まるので、機械的なものではなく電気的な不具合だろうと。
この症状は新車で購入してから100kmほど走ったところで発症しました。

ディーラーに話したところ、日本の交通事情に合わせて、少し左に流れるように作ってありますから、と非常にレベルの低い回答がありました。
車好きからしたら、このような仕様になっている訳がないことはすぐに分かります。
挙句の果てには、今のシトロエンはセルフセンタリング機能がついていないのでハンドルは戻りにくいかと、、、というド素人回答も(笑)
散々クレームをしてやっと動いたディーラー。
旧PSAの体制は舐めているな、と。
まぁ、車のディーラーに質を期待をしていることがそもそも間違っていますね(笑)

欠陥車に乗り続けることは危険なので、ゆくゆくはこの車を売却することになるのですが、購入元の正規ディーラーが低走行車の「認定中古車」としてしれっと販売していたことに大仰天でしたね。
僕が手放した時は何も症状解決せずだったのに、、、
完全にリコール車なのに。

改めて中古車は怖いな、と思いました。
「認定中古車」の「認定」とは何なのか?


そんなことはさておき、好調時はとてもいい車でした。

現代の車とは思えないくらい足回りが柔らかく、道の起伏やうねりを越える時の気持ちよさは素晴らしいです。
柔らかいだけではなく、ちゃんとダンピングの効いた気持ち良い乗り心地で、昔のハイドロは継ぎ目や段差に弱いと聞いていましたが、バネサスも同様、同条件では少しジタバタするところも昔ながらの乗り心地を受け継いでいるんだな、と嬉しいポイントでした。

エンジンスペックは1.2L 110㎰ 205Nmと数字だけ見ると非力な感じがしますが、これまた非常に気持ちよく回るものでした。
小排気量なので壁まで踏み込むと速度に対してかなり回転数が上がりますが6,700回転くらいまではストレスなく吹け、軽い車重の恩恵もありめちゃくちゃキビキビと走ります。

足が良くも悪くもフワっとしているので、箱根ターンパイクで飛ばした時は、足が伸び切って一瞬舵を完全に失った時はヒヤッとしましたが(笑)
飛ばす車ではないです。
しかしさすが欧州車、高速道路に乗り時速80km以上になると更に乗り心地がしっとり快適に。小さい車でホイールベースも短いのになんであれほど乗り心地が良いのでしょう!?
あの足のセッティングで205/55R16のタイヤも効いてるんだろな。

大切なところ忘れてた!

シートの良さ!

パッと見、なんの変哲もないサポートも効いていなそうな形状ですが、座ってみると良い感じに沈み込んで案外支えてくれる。
荒れた路面のショックはまず足回りでいなしてくれるけれど、処理しきれなかった部分は明らかにシートが吸収してくれてた。

第二のサスペンションって感じでした。

と、いう感じでとても素晴らしい車でした。

素晴らしポイントは、

①気持ち悪いけれど、気になってしまうデザイン
②素晴らしい乗り心地
③軽快に回る1.2Lのエンジン

ですね。


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