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FUJIFILM X-pro3

Nikon D780を購入して2年くらいが経って、いろいろと写真を撮っていくと、もう少しコンパクトで気軽に持ち運べるカメラが欲しくなりました。
D780のスペックには超満足しているけれど、まあまあ大き目のカバンを
持って行かないと入らないし、ふらっと散歩しに行くときに手持ちするのは少し重たいな、、、と。

ネットで小さ目なカメラを調べていくと、
FUJIFILM X-Pro3
というのが気になりました。

懐古主義なところがあるので、古臭い見た目に惹かれたことが一番大きいと思うのですが、筐体の素材がデュラテクト加工されていて、とても傷に強いという売り文句が気に入りました。
素材オタクな僕にはグッと来るものもあって笑
そして何よりも昔っぽく見えるのが、「レンジファインダー風」
なところ。
この時代になぜ1台目としてレフ機(D780)を買ったかというと、
OVFだからという理由で、レンジファインダー風であっても「モニター」を覗かないことが重要でした。

どこで売っているか調べると、ちょうどディスコンになるタイミングということもあり、大体の店がプレミア価格を付けていて諦めかけていましたが、
偶然立ち寄った表参道のFUJIFILM直営店 「WONDER PHOTO SHOP」には
全てのカラーが定価で在庫がありました。
(あそこは案外穴場??)
とりあえずボディーだけ購入。

最初のXマウントレンズはマップカメラにて
とても状態の良い中古のXF23mm F2 R WRを購入しました。
これは特に可もなく不可も無く、で癖が全く無い良いレンズでしたね。

しばらく使っていくとあまりにも癖がないことで物足りなさが出てきて、
発売から約10年経っているXF35mm F1.4 Rに買い換えました。
これもまたマップカメラで購入したのですが、当時、XF23mmを(種類は特定されていたか定かではないけれど、、、)下取りしてもらい35mmに買い換えると、実質3万円くらいで新品が買えてしまう、というキャンペーンをやっていました。(なんか怪しいけれど安く手に入るならありがたい笑)
ナイスタイミング!

これはなかなかいいレンズでしたね。
なんか味があるというか、色の出方がFUJIFILMのフイルムシミュレーションに合うというか。
1.4解放だと味があって、少し絞ると結構シャープになってくる。
そこらへんがオールド感がある、って言われてるのかな?
ただ、全群繰り出し式なので、AF音が結構うるさく遅いのでそこはネガな部分でした。

X‐pro3 + XF23mm F2 R WR


X‐pro3 + XF35mm F1.4 R


以降、D780を持ち出すには少し荷物が多すぎるな、と思う際はこのX-Pro3の出番。
デュラテクト加工されている表面なので首から下げて安心して移動できるし良かったのですが、ネットで色々と記事を見ていくと、
なんと最大の欠点が、、、
Hidden LCDのボディ接続部分の配線が切れてサブモニターが映らなくなる
事例が多発していました。
さすが訴訟大国、アメリカではいくつも訴訟が起きていたようです。
そして、国内の事例を調べたところ修理には大体3万円ほどかかっている
ようで。
せっかく傷が付きにくい素材を使っていても配線が切れやすいのでは良さが半減してしまう。

X‐pro3 + XF35mm F1.4 R


X‐pro3 + XF35mm F1.4 R

こう見てみると色味はなかなかいいカメラなんですよね。
だから、そのような不具合があるのがとても勿体ない、、、!

ということで、こちらもゆくゆくは手放してしまいました。

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