ここ数日の出来事
今日はKYOTO MUSEでa flood of circleが再始動したDOESを迎えての2マンだった。久々に見たDOESのライブに忘れていたヒリヒリする感覚を思い出した。人間ある程度心動いても日が経つと忘れる生き物。しかしライブに関しては身体が覚えていて、一度衝撃を受けた生演奏はどこかに埋め込まれている気がする。DOESは紛れもなく身体に残っていた。
コロナ禍で一番関西にライブをやりに来た(何かがおかしい)バンド、フラッドは今日も絶好調だった。5月8日夜20時半過ぎ、3日間の最後を飾るライブの冒頭に、ボーカル佐々木君の常套句「おはようございます、a flood of circleです」とのセリフを想像すると今から痺れる。最後なのに何かが始まり、明日に繋げてくれるライブになるんだろうなぁ、間違いなく。
その前日はクリープハイプの京都ロームシアター公演だった。「しょうもな」という曲で胸ぐら掴まれ「オラオラ」と責められ「参りました」と答えるしかない、要はベストライブを見せつけられたのでしたこの日。バンドにとって最高なのは「その日のライブがキャリアベスト」であることだと思う。「ナイト・オン・ザ・プラネット」からの一連でアスリート的に言うならば「心技体」が整った感。続くツアーが楽しみだ。ツアーの合間にハードスケジュールを縫って来てくれる5月7日は夕方前の出演。(夜が良かったかもなぁ)ほんのり後悔。
その前の日はレキシのおじちゃんがアルバムのプロモーションに来阪。皆んなを元気にしてくれた。アルバム「レキシチ」(7枚目だけに)は今までで一番カッコイー!(語彙力)
これもキャリアハイだと思う。楽しみなツアーのタイトルが「土偶サスペンス劇場〜消えたレキシ男爵」(レキシの七つのお祝いに)という既に迷走&爆笑の予感しかない、名曲達を笑いが超える、何とも勿体ない瞬間がそこにある!(筈)
あ、レキシは今回オトダマ出演されませんが、盟友のハナレグミ永積くんが5日に出演くださいます。
同日にはThe Birthdayもクアトロでライブ、My Hair is Badもプロモーションで来阪。毎日関西へ誰かが来てくれている。春はリリース多いし、ツアーも始まる季節。
この当たり前のようなことがこの2年当たり前では無かった。ライブやプロモーションで関西と繋がってくれることは、地元の人間としてとても有難いと再認識できたのは、コロナ禍の極少ない良かったこと。日々のライブを当たり前と思ってはいけない。「当たり前じゃない」がたくさん詰まった3日間になることを祈ります。
その夜にビバラロックの鹿野淳さんがご自身のネット音楽サロンの対談相手に何故かご指名くださって「春フェス直近、OTODAMAとビバラ」みたいな恐縮の嵐が吹き荒れるタイトルで対談させて頂いた。
指名くださって嬉しいのと(いや、そんな大それてないんですよ私ら...勘違いしてはれへんかな、大丈夫かなこの人)という疑心も少しありつつ、楽しくお話させて頂きました。このサロン見るのにお金がかかると知って余計びっくりした分のサービス精神で東京の人だけが見てると思い込み、オトダマのネタバラシを幾つかしてしまったら関西の人も見ててよりびっくりした。ネットやもんね、そりゃ地域関係ないわね。どうもその辺がズレてる。
二時間くらいおそらくろくでもないことをお話して
鹿野さんが(お互い聞かれる質問として)
「この時期はどんな感じですか?」
という敢えての問いに
「テニスに例えると壁打ちやってる感じ。
打ち返して、ボールがだんだん早くなって、あちこちから飛んできて、必死で打ち返しているとラグビーボールやピンポン球も飛んできて、今はメロンやイチゴも飛んでくるので切ってラップして冷蔵庫に入れてます!」
テニスやったことないけど、我ながらこれだけ言い得た気がするので思い出に綴っておきます。