「音泉魂」ってナニ?

ということで始めてしまったこのブログ。2ヶ月暇を見つけて不定期に綴っていきます。

ホントに早いもので今年で15年目を迎えます。しかし今年初めて来られる方も多いことでしょう、特に2日目はそうでしょう。そんなアナタにこのイベントはなんぞや?と、一方的にご説明さし上げたいと思います。

・2005年〜はじまる。当初タイトルは「OTODAMA〜音霊〜」のつもりだった。しかし奇跡的に湘南で同年、同名の催し会場をキマグレンさんが発足。ヤフー検索で軽く混乱が生じた為、急遽漢字は「音泉魂」と改名し『おとだま〜おんせんだましい』と呼ぶことにする。何年か後、確か東京のライブハウスのトイレでキマグレンの方とお会いし、お互い平謝りしたのはとてもピースフルな出来事。                          *ややこしいのでハッシュタグは「#音泉魂」を推奨

・遡ること16、7年前。全国的に夏の野外イベントが成熟していく中、大阪府下において野外会場はどこも「音量規制」が伴い満足に楽しめない欠点を同業他社グリーンズさん(ウン万人集客するラッシュボール主催)と行政に陳状、結果誘致頂いた会場が「泉大津フェニックス」。以降、毎年「ラッシュボール→音泉魂」と協力して開催しているつもりが、集客の差からか「ラッシュボールのステージを借りてるオトダマ」として演者、お客さんから弄られる。確かにパワーバランス的に否めないが「ちょっとちょっと!!」と口では怒りながらも内心「美味しいなぁ」と感じている。

・本当は「シュっとしたイベントもやりたい」気持ちも少しあり、去年初めて一切ボケずに開催しようと試みたが幻に終わる。ちょっと無理した反動で今年は通常運転に戻る。                       

・基本二つのステージで交互にライブを行う。全部見て欲しいので被り無し(一部テントステージ除く)。ステージ名は音泉(温泉)に因んで「大浴場」「露天風呂」と名付ける。チケットは「入浴券」、タイムテーブルは「入浴順」、再入場は「再入浴」、、、、どうでも良いことに拘る。たまに仕事中「あのタイムテーブルの件やけど・・・」と迂闊に口を滑らせると「何年やってるんですか!?『入浴順』と言ってください!」と部下にメッチャ怒られる。

・そんな無駄ばかりやっているが、運営は無駄が無いように心がけチケット代を限界まで安くしてる(つもり)。

・「売り切れないので当日行ってもOKな夏のイベント」「飲食、トイレ、バスに並ばなくて良いイベント」「客席に余裕があって過ごし易い」等、お客様満足度高めの声を聞きますが、裏を返せば「チケットが売れてない」だけだという話もある。

・「協賛」が毎年つかない。2年前「地元のスーパー型イベント」としてボケてしまい、関西では有名スーパー「KOHYOH」「ジャパン」(敬称略)のステージネーミング、ロゴフラッグ等作成し場内に展開。「やっと協賛ついたんですね」と皆んなから言われるが、此方から先方に頭下げて名前、ロゴ拝借したので一銭も貰っていない事実は声を大にして言っておきたい。

あ、今年もまだ協賛募集受け付けてます♪(このままいくと今年もボウズ)

・数少ない誇るべき点と言えば、日本の野外イベントでおそらく最初に「全自動麻雀卓」を導入したイベントである。Theピーズのドラム佐藤シンイチロウさん等にライブ以外の余暇を楽屋で楽しんで頂こうと思い発注。持って来たメーカーの人が「え、、、、外に置くのですか?」ドン引き、「ええ!外ですけど何か」とドヤ顔したところ、渋々置いてくれる。

・初年度、出演頂いた方々が今も活動継続していることはとても本当に嬉しい。

・主催者はポンコツであるが、出て頂くバンド・アーティスト面々のライブは『自信』しかない。

ざっとこんな感じです。

どうでしょう?来る人を不安にさせるイベント、それが音泉魂!!    うそ、自分達でよく分かってない部分も多々あるので、こちら以前ライター兵庫慎司さんが書いてくださったレポート。良い意味の誤解含めお褒めの言葉有難うございます。「日本一極端」て、、、やってる方はド真ん中のつもりなんですけど、、、汗