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つい集めたくなる「えぞみくじ」①

北海道各地の神社で手に入る北海道ご当地おみくじ、えぞみくじ。
実は私も緊急事態宣言が出る前にコンプリートしていました。その記録をここにまとめておこうと思います。

えぞみくじとは

えぞみくじは2016年に複数の神社の神職の方のアイデアでスタートしたものです。トップ画像に使いましたがおみくじの内容が北海道弁で、運勢だけではなく北海道の幸運名物や幸運スポットも書かれています。また、北海道らしい・その地域から連想できる特産・名産の張り子の中におみくじが入っていることも特長です。

おみくじのネーミングがダジャレのようであること、神社によっておみくじの引き方が工夫されているのも面白く、おみくじを引くこと自体がちょっとしたアトラクションで楽しいです。そして、個人的には張り子の中におみくじが半ば無理やり詰め込まれている感がシュールすぎて好き。
初穂料は各地共通で1個300円です。

現在8社の神社で扱っていますが、たった8社と言うなかれ…北海道の端から端まで行かないと集められないため、道民でもコンプリートするハードルが高いのです。私も温泉巡りのついでに集めよう(それで集まるだろう)と思っていましたが、そう簡単にいきませんでした。
と、文字だけで書いていても全然面白さが伝わりませんので、ページを閉じられる前に次へ行きましょう。

※このご時世で参拝の手順が少し変わっていることと思いますので、そのルールに則って参拝しましょう

きっかけはシマエナガ

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実はえぞみくじがスタートした時から情報として知ってはいましたが、ご当地おみくじに触れるきっかけになったのは昨年です。それは家族の「帯廣神社にあるシマエナガみくじが引きたい」というリクエストでした。
歴史ある温泉と神社仏閣は切っても切れない関係にあるので、神社にご挨拶に行く機会はよくありましたが、この時はおみくじ目的で帯広まで走り、ついでに温泉に入るという逆パターンでした。

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このシマエナガみくじはえぞみくじではありません。実は隣に写っているのがえぞみくじで「面白そうなおみくじがもう1つあるね」という感じで見ていただけでしたが、ここでえぞみくじの記事を読んだ記憶が脳内に蘇り、別の要件で帯広に行った時に最初のえぞみくじを手にしていました。

帯廣神社・魔鮭福鱒(帯広市)

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帯廣神社はえぞみくじを扱う神社の中でも一番多く参拝しています。
十勝に住んでいたこともその理由の1つ。

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こちらのおみくじ「まさけふくます」は袋に輪がついていて、備え付けの釣竿で引っ掛けて引きます。

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名前に鮭と鱒が含まれていますが、「鮭みくじ」と言われているので鮭のようです。おみくじが二つ折りの状態でお腹の中に入っています。おみくじを一度広げると元に戻すのが大変。
(シマエナガみくじも底の方【お腹の中】におみくじが入っています)
帯廣神社のホームページでは、鮭みくじを収納できる「新巻鮭の箱」のデータを公開中。そういうきめ細かさがまた好き。

美瑛神社・富諸来し(美瑛町)

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縁結びのご利益があると言われる美瑛神社。わかる方はこの写真の中にもハートマークが見えるはずです。
こちらの「とみもろこし」はラジコンのフォークリフトを操作して引くというので楽しみにして行ったのですが、この時はラジコンがなく普通に手で1つ選びました。そのためか写真を失念。

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農業の町だけあって、富諸来しはとうもろこしの形をしています。
おみくじは皮を突き破り、斜めに刺さります。ワイルド。
ちなみにこの裏側(実の部分)にもハートマークがありますよ。

樽前山神社・貝運一念発起(苫小牧市)

他にも参拝者がいたので、社殿の写真は撮りませんでした。
えぞみくじの引き方は、えぞみくじで唯一のガシャポン®形式。
ガシャを「賀謝」と表記しているのが神社らしいですね。

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他のところと違って選ぶ楽しみはありませんが、完全に運頼み。
システム上、次に出るおみくじが中でもう決まっているわけですから、そう考えると深いかもしれません。
カプセルは置いて帰りましょう。

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こちらの「かいうんいちねんほっき」は北寄貝で有名な苫小牧らしい貝の形をしています。おみくじは2枚の貝殻の間に自然な形で入っています。ほかのえぞみくじはもっと折りたたまれて入っていますが、これは取り出しやすい形状です。

前置きが長すぎたので、残りは次の記事で。

温泉経営者だった経験を生かし、北海道の温泉をさらに盛り上げる活動をしていきたいと思っています。サポートしていただけたら嬉しいです!