温泉道名人 10,000人達成!
2001年3月25日にスタートした「別府八湯温泉道名人」が延べ一万人を達成しました。
温泉道名人は別府の温泉を巡るスタンプラリーで88ヶ所のスタンプを集めると「別府八湯温泉道表泉家 名人」として認定されます。
壱萬代目となったのは、杵築市で「民宿あざみ」の女将を務める鎌田しよりさん、4年前に埼玉県から移住してきて温泉道にハマり今回で10回目の名人位になるそうです。
※別府八湯温泉道の詳細については下記のURLをご覧下さい。
別府八湯温泉道は、1999年に全国の温泉大好きが集まる「温泉名人ネット」(400~500名)で別府温泉の魅力を語り合い、別府でのオフ会を開催する中からアイデアが生ました。
当時、行政は全国的に流行っていた「音楽祭」や「芸術際」で別府に新しい魅力を作ろうとしていましたが、「温泉」に軸足を置くことで差別化を図るように舵を切り、2000年6月に“別府温泉”のスゴサを紹介する本として一冊300円で販売したところ初版の5,000部が瞬く間に完売してしまいました。
この結果を受けて2001年1月に別府八湯温泉道実行委員会が設立され、同年3月「別府八湯温泉道」がスタートしました。
「別府八湯 温泉本」は、温泉があるのは当たり前で別府温泉の多様性を知らない別府市民にも地域の魅力を再認識してもらえるように「温泉」の深掘り「食」「路地裏散策」の三本柱で構成され、温泉無料券(32ヶ所の旅館ホテルの内一カ所が無料のチケット付き)が付いていました。
当時、黒川温泉がブームとなった頃で「温泉手形」が脚光を浴びていましたが、別府八湯の多様性を体感してもらうには相応しくないと88ヶ所を巡るスタンプラリー方式が採用されました。
※黒川温泉「温泉手形」とは、1,300円で購入すると黒川温泉の旅館 28ヵ所の温泉の中から、好きな温泉を 3ヵ所入浴できる仕組みです。
※別府八湯温泉道の詳細は20周年記念講演会「別府八湯温泉道の 過去・現在・未来」をご覧下さい。