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読後評:半導体戦争! 中国敗北後の日本と世界 生成AI登場で半導体の進歩が「軍事力」に直結する時代の日本の立ち位置とは(汗)

著者:宮崎 正弘 氏は中国ウォッチャーでもあり、US の半導体を巡る日本バッシング(1980年~)も経験、とこの手の本にうってつけの人物。


テーマは、国家戦略の要とも言える「半導体」

というのは、生成AIも登場したことで半導体の進歩が「軍事力」に直結する時代になったからだ!



さて章立てを紹介していこう。

プロローグ:ソクラテスや孔子の智恵をAIは超えるのか

第1章:半導体の技術首位は台湾のTSMCである

第2章:アメリカは何を考えているのか

第3章:猛追する中国と西側のアキレス腱

第4章:台湾有事になると、半導体生産拠点はどこへ?

第5章:壮絶無比、技術競争の現状

第6章:日本の巻き返しはあるのか

エピローグ 半導体戦争は倫理、道徳に繋がる



サブタイトルにある、中国敗北「後」という記述は見当たらなかったものの、米中の対立の激化がしっかり描かれている。

その渦の中の小国ニッポンはどう立ち回るべきかを描く第6章もあり、なかなか興味深い読書になった。


最後の最後、なんとハンナ・アーレントの言葉が引用される。

それは…

「自然のなかに本来存在しなかったものを導入することで戦争や事故が起こり、この脅威が公共性を破壊し、人間の自由を奪う」

そんな事態に人類が陥らないことを切に祈る…


結論:生成AI登場で 半導体 の進歩が「軍事力」に直結する時代の日本の立ち位置とは(汗)


〜 以下、ご参考 〜

半導体有事 「半導体戦争」に続き、今、世界で何が起こっているのか、が手に取るようにわかるという点で、この一冊も今年有数の一冊!

半導体戦争 現在、世界で何が起こっているのか、が手に取るようにわかるという点で、今年有数の一冊!


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