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土俵際

新年早々、こんな場面があった

土俵際に追い込む人も、追い込まれる人も、各々理由があって、事情がある
しかし、追い込む方が優勢であるのは間違いない


が、
私はここで、田中角栄の言葉を思い出した...
と、言うよりも
そうでなくてはならない、そうしたいものだ、と精進している未熟な中年

『相手が立てなくなるまでやっつければ、敵方の遺恨は去らない。
徹底的に論破してしまっては相手が救われない。
土俵際には追い詰めるが、土俵の外に押し出す必要はない』

適切な言葉が見当たらないが、相手にわずかな敬意を払うのであれば
『半殺し』で終えることだ

相手の逃げ道、隠れ蓑まで没収してはいけない

そこの度を超えると、単なる『独りよがりの悦』であり、◯ナニーと同じである

喧嘩の仕方を知らずに、相手の命まで落としてしまう...
これなのよね

何を言うか?より
何を言わずに我慢するか?

『雄弁は銀で、沈黙は金』
これは
『感情は銀で、理性は金』
の言い換えではなかろうか

正義、正解の尺度など小銭入れのようなもので
極一般的な...が当然であるという脳みそだと、面白味のない人間になってしまう

事情・理由・言い訳・立場・状況・屁理屈
先ずは『聞く』こと

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