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ワルツ・フォー・デビー
私が彼と出会ったのが、ちょうど彼が没する寸前
私が小4〜小5の頃
父が書斎のユリ椅子にもたれて聴いていたのがこのアルバム
何度も何度も繰り返し聴いていたのを記憶している
クラシックか?と思いきや
突然、乱調になり
jazzになっていく
オールバックで黒縁メガネの神経質そうな痩身の男
猫背でピアノを弾く姿勢ではないな、と子供ながらにも感じていた
私はいつの間にか彼が没した年齢を一つ超えていた
彼は聴き継がれる名曲を世に輩出したが、私は何一つなし得ていない
でも、この曲を日常的に耳にし
いつ聴いても良いなぁと思っている