やってみたいことがあるのだけれど
5月12日に行われた男性ブランコの単独ライブ「やってみたいことがあるのだけれど」の帰りの電車に揺られながら、自分の記憶を頼りに書いたメモがあまりにも長すぎたのでここで供養したいのだけれど。
*ネタバレ注意*
本編の内容にはあまり触れていませんが、グッズについて触れています!
何よりも伏線回収が素晴らしすぎたし、
「やってみたいことがあるのだけれど」が毎回癖になる感じ。
2人の演技力の高さと構成力、文章力の高さ、こだわりを感じる衣装に、
平井さんが何かの取材でおっしゃっていたアクトスペース……。
全てが素敵でコントというよりショートムービーなのでは?
と思ってしまうほどのクオリティだった。
特に3番目のコントなんて……。
全てが完璧じゃないと成立しないコント。
お二人じゃないと成立しないコント。
本当に感動でドンピシャでした。
これはテレビとか寄席とかではなくて、男性ブランコの単独だからこそ見ることが出来たのだと思う作品だった。
そして、圧巻すぎるパンフレット。
大半が浦井さんの日記で平井さんはゴーストライティング小説と鼎談のみの登場。これは、「ネタ以外の事は僕がやるようにしている(劇場までの道のりを調べたり、どのコントを劇場でやるかを決めたりなどなど)」といつしかおっしゃっていた浦井さんなりの配慮なのかもしれないと思った。
にしては、レベル高すぎて悶絶だったのだけど。
バカリズムさんの架空OL日記を彷彿とさせるような語り口で非常に読み応えがあった。浦井さんの日記どんな形でもいいのでまた販売して欲しい。
平井さんの書く文章はコント師の血をひしひしと感じるようなユニークで独特で何回読んでも違う感覚を味わうことの出来るスルメのような文章だけど、浦井さんの書く文章は等身大で飾り気のない、ある種、男性ブランコの浦井さんではなく浦井悟弘としての文章だったな。(内容とか登場人物はお笑い要素満点なんだけど、生活感とリアリティがありすぎて一般人のブログを覗いているような感覚になる、それが浦井さんの書く文章の魅力)
帰りの赤レンガも綺麗だった。
あそこの会場にいた皆さんは全員、男性ブランコのお二人のことが好きなんだなと思ったら自然に泣けてくる…..。
帰りの電車で必死にこの文章を書いている訳だが、そろそろ酔ってしまうのでここまで。
「単独ライブ4500円か、ちょっと高いな」(金欠大学生)とか思ってた過去の自分を膝蹴りしてボコボコにしてしまいたい。
男性ブランコのコントライブと言う作品をお金という物差しで測ってしまうのは気が引けるが、今回の単独は4500円なんかでは表すことの出来ない多幸感をくれた。ここ1年はこの余韻で生きていけると感じるまでに…….。
基本的に自分が現地で見に行けたライブを配信で買うことは無いけど
(何度も繰り返すが絶賛金欠大学生)これは絶対に買うコース。買わなければ行けない気がするし、5月12日という日を忘れないためにも今回は配信を絶対に買います。
今まで生きてきた5月12日史上一番幸せな日だったな。
大学とバイトの両立(就活も…)頑張って、
またお二人を見に行けるように頑張ります。では。
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