花とアリス殺人事件

2015年初のシネコン！初の邦画！初の岩井ワールド！！1月は映画観に行けなかったので、大興奮でした。

お恥ずかしい話なんですが岩井監督の「花とアリス」を最後までちゃんと観たことがなくて、前日に予習して公開日に観にいきました。昨日です。チケットのもぎりの時に、ミニブック（？）ももらいました。こんなのです。

汚い写真で申し訳ねっす…。

観る前はアニメーションに対して抵抗がありました。テレビアニメや漫画にさえはまったことがなく、映画館で実写以外を観たことがなかったので馴染みもありませんでした。なので知識もなく、当然ロトスコープという手法が使われていることも知りませんでした…。ロトスコープとは、モデルの動きを撮ってから、それをトレースしてアニメーションにするという手法です。なので普段テレビアニメで見る動きとは別物で（とは言っても最近は3Dアニメーションも多いのですが）、リアルだけどリアル過ぎなくて…。実写は実写で観てみたい気もしますが、むしろそれよりもアニメーションのほうが現実っぽい夢を漂っているみたいでよかったです。リアルな夢みたいで。不思議な感覚です。観てよかった。

ストーリーは「花とアリス」よりちょっと前の中学生の段階で、先に「花とアリス」を観ている人には妙に納得感のある内容だし、観てない人には花とアリスを観るきっかけになる素敵な作品です。私は終始、岩井監督すげー！と思いました（笑）。