投稿サイトに迷った話~異世界もの多すぎじゃね?~
前の記事でも何回か書きましたが、初めて小説を投稿する際どこに投稿するか凄く迷いました。
最初大定番である「小説家になろう」や「カクヨム」を見に行ったのですが、その時思ったのが
『異世界もの多!私の作品なんてまったく見向きもされないんじゃね!?』
ということだったからです。
まあカテゴリエラーなんて言葉もあるくらい。サイトの読み手の需要に会ってなければ見向きもされないかもしれないだろうな。そんな懸念が生まれたのでした。
ちなみに異世界ものが人気なのは以前から知っていました。
2016年頃一人暮らしをして自動録画したアニメを見まくってたのが一時期あり、ワンクールでなん個も「なろう系」のアニメがありました。それが「なろう発」だと知らなかったので「一体なんでこんなに似たような感じの作品がいっぱい流れてるんだろう…」と思ったのを覚えています。
なんか異世界に転生して、それが日頃やってるゲームの世界とかで、主人公はなぜか前世の記憶を持って生まれてくる。そんでなんか強くてモテモテであまり苦労もせずに成功する。しかし主人公がなぜ異世界に転生できたのかはわからない。(これが一番もやる)みたいな話が多く、私は
『これが大人気ってことは、皆よほど現実がつまらないんだろうな…』
と思いました。(正直)
でも、これだけ多くの作品がアニメ化・書籍されているのであれば、確実にそれを支持しているファンの人もいるのであって作品達からそれこそ夢だったり癒しだったりを感じている人もいるのだろうなあとも思ったのでした。
で、自分が書く側になった際その「異世界もの」の数の多さと人気ぶりを知るのでした。
しかしそうやって迷っているとき、ふと思い出しました。
『私も、中学生の時異世界もの書いてた!!』
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~あらすじ~
主人公は中学1年生。紗夜という名前だった。夏休み片思いしているバスケ部のエース神宮寺先輩に手作り弁当を渡そうと試合を見に学校に行ったら、その日体育館に雷が落ちる。その反動でなぜか時空が歪んでしまい、異世界から来たガイアという男に紗夜は連れ去らわれてしまう。
攫われて異世界に来た紗夜だったが、なんやかんやでガイアと敵対している戦士セキにさらに攫われてしまう。紗夜は実はなんかすごい魔力を持っており、ガイアの目的はそれだったらしい。そのことを知ったセキは紗夜を攫って手段を絶つことにした。
その後紗夜はセキ達と旅をすることになる。その目的がなんだったのかは忘れてしまったが多分ガイア達と戦うためだったと思う。道中でパーティー内の女性の彼氏がゾンビになって登場するハガレン的胸糞イベントが発生したり、なにかの反動で元の世界に戻れてしまう犬夜叉的展開もあった。
で最後の最後ガイアの正体が神宮寺先輩だったことが発覚する。うおお急などんでん返し?それでなんやかんやで全部解決したのち元の世界に戻った紗夜は神宮寺先輩と一緒に二人でお弁当を食べるのであった。めでたしめでたし。
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うん、凄くツッコミどころ満載なあらすじだ!手づくり弁当という発想に時代を感じずにはいられない!
原本が残っていないので朧気な記憶になるけど、思い出してみると今小説投稿サイトに載ってる異世界ものとなんら変わりがないような…。
中学生の時ノートに小説を書いて友達と見せ合っていた時期がありました。それが凄く楽しかった記憶があるから、大人になった今でもこうやって小説を書いていたりするんだよなあ。
異世界ものってこんな感じで誰もが、妄想するものなのかもしれない。
ただ、妄想するだけと書いて形にできるのとでは全然違うわけで。
そんな誰もがする妄想を文章で物語にできたものは確かに人気になるような気がします。
で、ふと思い出したこの小説のあらすじだけど異世界ものだし、今の投稿サイトに合っていそうな気もするような。
今書き直したら全く違うものになる気もするけど…再利用してみようかなあ…
▼で、見向きもされないのだろうかと懸念した作品がこちら