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RPA(画面操作)をする際の前提知識

はじめに

前回複数のRPAツールと組み合わせを紹介する内容の記事を書きました。

その中で画面操作に特化したRPAツールを紹介したのですが、今回はその画面操作を自動化する上での前提知識をお伝えしたいと思います。

この知識を使って、RPAがなぜ止まるのか、止まった時にどうすれば良いかを考えるのが重要ですね。

※ここではWindowsやmacのネイティブアプリの自動化は除外します。


ブラウザについて

ブラウザを通じていろんなサービスを使っていると思いますが、裏側でどのように通信が行われているかを意識せず利用しているのではないでしょうか。


ブラウザの仕組みについて

ブラウザの仕組みですが、以下のサイトに記載されているイメージがとてもわかりやすいです。

補足するとユーザーがブラウザを通して受け取るファイルがHTMLという形式になっており、このHTMLファイルを描画するのがブラウザの機能です。


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なぜ画面操作の自動化が止まるのか

ブラウザの仕組みを前提に画面操作の自動化が止まる理由を考えてみます。

一番大きな要因は、RPAを使ったブラウザ操作ではHTML要素を使って、画面遷移の自動化を行うにもかかわらず、HTMLが変動することです。

→変動するものを条件に入れて、自動化プロセス作れば、止まるのは当然ですよね。

それ以外では、RPAの実行環境問題やシナリオのロジック破綻などあります。


HTMLベースでの画面操作自動化は安定しない技術

結論、変動するHTMLを使って、定型的なプロセスを運用しようとするのが無理な話なんですね。

可能であれば、API連携で安定してプロセスを回せるように考える方が良いです。

どうしてもAPI連携されていなく、API対応されるまでの間を耐えるために利用するスタンスの方が賢いと思います。

画面操作系のRPAはレガシーシステムをなんとか存続させるためのツールと揶揄されることもあるくらいですので。


最後に

やはりマッシュアップエコノミーを前提に、いかにAPIでビジネスプロセスをつなぐかを考える方がいいですね。

API対応するまでの期間をなんとかしのぐツールとして画面操作系のRPAを使ってみてはいかがでしょうか。

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