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ひと終わりの後に呟く小言
ZEROTEN参加以前から、ひしひしと感じていることがある。
私が学生の時に言われた言葉。
作品には万人受けするものと少人数受けするものがある。
過去にオーディエンス賞と言って、来場者が選ぶ投票形式がイベントで催しされてた展覧会に参加した時。
審査員が選んだ作品と来場者が選んだ作品とで集まった票先が異なっていた。
※中にはその両方から選ばれている作品もあった。
私はありがたいことに審査員から賞をいただいた。でもオーディエンスから賞として選ばれたと言うのは過去に一回もない。
そんな経験上、きっと私の作品は万人受けではないと思っている。
ドヤ顔で言うことではないだろうけども。
ZEROTENしかり、他の展示でも来場者の方々から見れば「受け」というものに対して弱い。
それは、投票という結果から客観的にもわかる話。
じゃあ、絵柄を変えるの?
と言われれば、きっと変えない。
色々な展示で色々な人たちが私の作品と向き合い、伝えてくれた言葉がある。
作品へ好意を向けてくれたこともある。
そんな出会いに対して、
今まで積み上げたものから目を背けることはできないよねっていう。
ただ、
隣の芝生は青く見えるもので。
…もう少し踏ん張れるようにしたいところ。
自分にもたくさん頂いた嬉しい言葉や経験にも胸を張れるよう次も進んで参ります。