補助金・助成金獲得のために普段から意識しておきたい3つのこと2024年
最近ご相談がとても多い補助金・助成金について。コロナでいろいろな補助金・助成金が連発&申請作業をこなした経験から、小さい会社さんたちの苦手意識もなくなってきたことが大きいのかなと思っています。
2020年4月頃のハローワークの光景は忘れられません、、、雇用調整助成金の申請に向けて集まった社長たちが殺到、長蛇の列をなしていました。
今は前向きな理由で獲得が目指せる時代になって、本当によかった✨
当社もこれまでいろいろな補助金を獲得してきましたが、振り返り、きっとこれを常日頃やっていたから、通ったのではないか?と思うことを3つにまとめてみました。
1.情報のアンテナをいつも立てておくこと
これは言わずもがなで、知らなければないことと同じですから、まずは情報獲得ルートを整備しましょう。
私は、Googleアラートの機能を使って、毎朝情報を仕入れています。
Googleのアカウントを持っていれば、使えます。「Google アラート」で検索、「補助金」「助成金」を登録、毎日メールが届く時間を設定。するとキーワードが含まれる記事が自動で届くようになります。
自分から取りに行かなくて済むので、何気に便利です。
もしかしたら「東京」「大阪」「福岡」など、エリアの掛け合わせも行った方が確度が高いかもしれません。どうぞ試してみてください。
次に、地元の役所が配信しているメルマガを登録することです。当社は台東区、ものづくり関連の創業支援などにも力をいれているので、ウェブサイトの作り方とか、はじめての動画講座とか、勉強になりそうなセミナーもちょこちょこやっています。
来年の大河ドラマは横浜流星さん主演で吉原を舞台にした内容らしく、今からお江戸浅草の関連商品の作り方などの連続講座をやっています。すごく力が入っています。
当然のことながら最新の台東区の補助金情報も厚い情報を載せてくださっています。特に年度初めに募集を開始しますから、今ならまだ間に合う!できるだけ早く情報を取りに行った方がいいと思います^^
これは地域限定ですが、東京なら、東京都中小企業振興公社を押さえておけば充分でしょう。ほかのエリアでも同じような役割のところがあると思いますから、ぜひ探してみてください。
もちろん経産省や厚生省などのサイトにもアクセスしますが、やはり金額が大きいのと比例して採択されることも大変になりますし(確か事業再構築補助金の後半は採択率がどんどん下がって、30%台くらいの獲得率だったと聞いたことがあります)、5年後くらいまで毎年事業の進捗報告義務を負ったりと、とにかくいろいろ大変で、、、ですので、まずはこれくらいで十分ではないかと思います。
あとは、中小診断士さんのYouTubeも最新情報を届けてくださるので登録しています。
2.整理整頓しておくこと
いざ「よし!いい補助金が見つかった!申し込もう!」となったとて、先立つものがなければ、申請はできません^^;
補助金界の先立つもの、とは、つまり、中期経営計画です。中経というと、お堅いイメージで、そんなもの作っていない、という人もいらっしゃるかもしれません。でも、中経がなかったとしても、いいのです。
事業の核が明確になっていればいい。
目標の数値化もまだできていなくてもいいです。
あなたの会社にサイトはありますか?サイト構築は、自社を知らない方たちに説明するために、情報の交通整理をしながら、すっきりと整理整頓して、作りましたよね?だから、サイトがあるということは、事業の核と方向性は明確になっているはずなのです。
これ実は、補助金も、フランチャイズ化も全部一緒のこと。
事業がごちゃつかず、すっきり整理整頓され、説明できることが大事です。
3.数字を月次で把握すること
そして、ざっくりと中経を元にした資料作成を進めると、次の難関がでてきます。決算書1期分の提出は必須のところが多いですが、資料の中で、
この資金を元にして、1年後、3年後、どうゆう売上になりますか?
まさに事業計画をしっかりと作りこまなくてはなりません。もちろん粗利や販管費も組み込む必要があります。
あなたの会社のことをまったく知らない人から、資金を獲得するのです。
できるだけわかりやすく、丁寧に、事業を説明し、理解していただき、何よりあなたの会社の事業には夢があり、実現性が高い、と思っていただく必要があるのです。その説得材料として、数字は必須のこと。
ただこれは、いきなり数字を作れ、と言われてもできるものではないです。普段から月次管理して、毎月の売上、仕入、販管費を把握していればこそ、イメージできる数字です。当社は日次管理しています。
試算表は毎月見える環境にしたほうがこの苦手意識はなくせます。特に女性経営者は数字が苦手、とおっしゃる方が多いですからおすすめします。
その他
あとは、補助金の資料提出を考えて、常に、3ケ月以内の登記簿と印鑑証明をPDFで用意しています。遠くまで行かなくてはいけないので、意識してやっています。
そして、ちょっとしたサービスやプロフィールの修正も、常に反映させて最新版に更新します。補助金の申請書には、必ず自社紹介や代表者プロフィールを書く場所があるからです。
今は、自社サイトだけではありませんよね。サイト記事下、Instagram、X、YouTube、そして、note。この横串を通す意識も大事です。情報が常に新しいモノであることは、会社の信用度に直結します。
ほかにもいろいろあると思いますので、思い出したら追記していきますね!
近々、今熱い!おススメ補助金3選をお届けする予定です。
楽しみにしていてくださいね✨
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
私は、アンド・ステディというサロンをつくって、ひろげています💛
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