生まれて初めて「語り部」から聴いた
お隣のお母さんはかつて戦争の語り部をやっていたらしい。
「らしい」と言うのは、齢87で私がそれを知った頃には既にリタイアしていたから。
私昭和42年生まれ、平和教育は受けてきた。テレビや本や映画演劇そしてインターネットで戦争や平和について知り考えてきた。
でも、でもじゃないか?それを踏まえて?
体験したその人から聴いた話にショックを受けた。
時間にしてほんの十数分。
新潟のルレクチエ…高級洋梨!をつまみながら。
小1の頃、学級文庫で全巻読んで(いや、連載を読んだのか?)トラウマになった「はだしのゲン」
あの体験をした人が今目の前で生きて話をしている。
物語や昔話なんかじゃない。
聴いたその瞬間はとにかくショックだった。
その後もお隣のお母さんの話を脳内反芻してしまう。
お隣のお母さんが生き延びて、出会うことが出来た幸運。
そして、この経験を語り継ぐという大切な役割は。
もちろん、それを引き継いでらっしゃる次世代の方々がいるのは知っている。
でも、リアルなのには敵わないのではないか。
私が今更言うまでもないのは承知している。合点承知之助だ。
滑り込みでお話聴けた機会に感謝。
お隣へおじゃまするきっかけになったルレクチエをくれた藤巻青果店社長、ありがとうございます。
初体験のルレクチエ、柔らかく品のある甘さ!
いやこれ美味いわ。
食べ頃を待って見極めた私、よくやった。
この件についてまだ思う事があるから続く。