文通費に始まり文通費に終わる
衆議院が解散されました。
解散後、旧文通費(調査研究公報滞在費)が国会議員に支給されるのですが、解散された当月分の旧文通費は、全額が支給されるということです。
昨日時点でまだ議員会館に通知が入っていなかったので、明細は見ていないのですが、事務局の説明では全額支給されるということだったので、これはどうなの?と思わざるをえませんでした。
国会議員が辞職した場合には、歳費や旧文通費は日割り支給になるのに対し、解散された場合には当月分が丸々支給される。この理由を事務局に尋ねたところ、辞職は自分の意思だが解散はそうではないので、という説明でしたが、どうも説得力のない回答でした。
日本の維新の会では、解散日以降の旧文通費からの支出は禁止する、という通知がなされておりますので、支給された旧文通費を使うことはありませんが、何とも納得感のない支給方法です。
現在、自民党では専門家による旧文通費の使途公開等の議論がなされていますが、あわせて解散後の支給のあり方についても各党各会派で議論すべきものと考えます。
それにしても、私の一期目は文通費で始まり、文通費で終わりました。