美しい新生の翼とアイマスという大地② 19/03/11
昨日の切り方さすがにひどかった。切り悪すぎたから加筆したわ。
続きから。ライブのレビュー、感想ってよりはとりとめもない思ったことを書いてしまうかもしれん。
アンティーカ
顔良っ……歌うまっ……踊りエロっ……でも全部カッコよっ……。
よく考えたら、シャニマスの曲は死ぬほど聞いてても踊りって初めて見るんだね(リリイベ行ってない)。そのインパクトがヤバかった……。
実際のアンティーカも恋鐘を全員が補佐する感じのユニットだと思うんだけど、演者さんもそういう感じが出ててホッコリホッコリになった。
友人とも話したのだが、シャニマスは3人ユニットと5人ユニットでそれぞれ描き方が結構違うなって思ってて。
3人ユニットは人間の関係というか、イルミネなら友情、アルストなら家族みたいなミニマルな関係を描いてる。んで5人ユニットは、チームとしてのユニットというか、5人の集団がどう機能してるか?(そしてその中でどう個人の個性が出てるか?)ってとこに重きが置かれてるような気がしてて。
アンティーカの場合は恋鐘を支えて皆で進んでいくような。放課後の場合は果穂をてっぺんに置いたピラミッドをどれだけ高くできるか、みたいな……。めちゃくちゃ抽象的な話になってるな。まあいいか。
アンティーカって前漢み無い? 前から思ってたんだけど。
恋鐘…劉邦 結華…張良 咲耶…韓信 霧子…蕭何 摩美々…陳平
みたいな。何いってんだ。ちゃんとライブ見ろ。いや見てたよ。
放課後クライマックスガールズ
「ナンバーワン!」問題、初日結構緊張感あったってツイート見ていい印象なかっただけど、実際には逆によかった。
二重の意味で良くて。
小宮果穂に最高のナンバーワンを言わせるために、彼女が最高のナンバーワンをぶっ放すために全空間の全意識が向いてる状態ってのがよかった。前述したように放クラって果穂が頂点で、彼女が高ければ高いほど全員の存在意義がある。演者もアイドルも一丸となってがっちり組んで果穂を持ち上げるぞっていう気概があった。それが緊張感になってたけど、良かった。
あとはやっぱり俺たちどのみち慣れていくし。乙女大志とかみたいに鳴り出しただけでトップスピードに乗ってコール入れられるようになるだろうし。ファーストくらいはぎこちなくていいじゃない。アイマス長いけどはじめの一歩に立ち会ったのは初めてだったから、そういう意味でも良かった。
放クラ良いよなあ……。
夢咲きの何が良いって、同学年なのは樹里と智代子だけってとこが良い。
歌詞の中の光景は歌詞の中にしか存在し得ない。でも強固で説得力があり、勢いとパワがある。テストの点だろうがなんだろうがあけっぴろげに話して、笑ったり騒いだりしてるんだろうなという実感がある。12歳と20歳は本来そんな話できない。けどそういう話してそうだ。
夢咲きを聞いて違和感がない、ということ自体が放クラの魅力の証明。何も変に思わない、という形の証拠。
夢咲き終盤の歌詞って明らかに勢いに乗って書いててそれも良いよね。海に叫んだ直後に地平線に向かってたりして。
「ノリで書いたけど銀河を救うってなんだ……? いや行ける行ける、救える、このまま出そう」みたいなことがあったんじゃないのか。プロの作詞家に失礼すぎるけどそんな妄想をよくしています。
アルストロメリア
家族過ぎた……。てんかちゃんを見守りすぎてマイクのノイズ乗っちゃうところあったよね? どれだけ本気で見守ってるんだ、母親かと思ってしまった。
ホントのホントの初物行かなかったのちょっと後悔してたけど、2公演めでこのシーン見られたから全部晴れた。1回めの反省があってこれをやるってことは、それだけ全力で千雪さんになって全力で見守ってたってことだもんね。初回だったらただの失敗かもしれないけど。2回めだからこそ良い。
それにしてもアルストロメリアの役者さん、全員顔好み。
ドラマ
ドラマおもしろかった。これまでライブで見た朗読劇で一番面白かったかも。大人数出る朗読劇って結構セリフ振りが難しくて、テンポ良くないなと感じることも多かった。今回のは「メシ何食う?」っていう、全員確実に入れる話題の軸が強くて、元のキャラ性、ユニットの個性、今までにない絡みの全部が立っててよかった。オチもちゃんと付いてたし。
ユニット同士の雰囲気の違いが出ててよかった。アルストに比べると放クラってめっちゃ体育会系だなってのがわかったり。
女の言うことだったらわりとなんでも肯定していく咲耶とか、灯織や甜花にイジりがいを見出しつつも間合いを図りながらアプローチしてる感じの摩美々、外から見ると完璧に見える夏葉と、そんないいもんじゃないぜ的な彼氏面をかます樹里……。渉外担当同士でだいたい話が早い結華と智代子……。書ききれねえ…… 可能性の膨らみが……。
個人的には灯織と摩美々がイイ。
未来へ……
MCとかで未来志向の発言多いのが印象深かった。アイマスに先があるって演者さんが信じて頑張ってらっしゃるのとても強い。多分、新木場の時765の皆さんにはそこまで強固な未来のイメージはなかったと思う。なんだかんだありつつもアイマスずっとやってきて、若手の役者さんが「アイマスに入れたんだったら先へ先へ頑張っていけるぜ」って思えるようなコンテンツ群になったんだなあ。個人の分際で僭越な話だが、それを支えてこれたんだなあと思って感慨深かった。
現状の安定と未来の発展は矛盾しない。むしろ、今いる地盤が強くなければ高くジャンプしようとは誰も思わんのだ。
アイマス10年以上やってきて、ここからまた始めることはとっても意義深いし、楽しくて、嬉しくて、元気が出るもんなんだなあとそう思った。この瞬間に立ち会えて本当良かったですね。ファーストライブはやっぱりイイ。やっぱりって、初体験なんだけどさ。
以上。終わり。