シンデレラ5thツアー感想②静岡青春編
幕張前に静岡の感想を書かないとどうにもならない。
ライブで感動して終わりではただの獣……おれは人間だ……。
文章を書いていると、自然とウソになっていくのがわかり辛くなってくる。
誰が読むわけでもないのだし……と己に言い聞かせるのだが、それでも不出来なウソを連ねてしまいなんとなく書きにくい。
友人などは登山の記事で「山に行ったら山だなあという感じがした」とか平気で書くので、そういう素直さが自分にはない……と落ち込むのだ。特にライブの感想などでは、思ったままを書いていないような気がするというだけで軽く3日くらいは落ち込む。まあいいや、行くぞ。
1.yes party time
ド頭パーティタイムは結構難しくて、何が難しいってウェーブが難しい。
ただまあ、最近は皆慣れてきて結構いい感じになっている気がする。楽しいよね~。emotionがさらけ出される。
2.Romantic now
ロマナウ…夢にまで見たロマナウ…!おれはこれを聞く日をずっと待っていた。ロマナウのCD音源は一時期おれの精神安定剤だった。社会人一年目、この曲をキメつつ出社するというルーチンを構築してどうにか生活を保っていたのだ。音楽は、「思い出す」というレベルを超えて記憶を呼び覚ます。出勤時の不安と朝の感じが、この曲には詰まっている。
というわけでこの曲にはことさら思い入れがあるのだけど、あまりライブで聞く機会がなかった。3rdでは見なかった?のかやらなかった?のか覚えてない。SSAではメドレーだった。4thはやんなかった(よね?)。やっと出会えたのだ……。しかも、アリーナ8列目という神席で。複雑なステップを刻む黒沢ともよさんの軽やかさは小気味がよく、重力を、空気を都合よく統御している感じがした。あの体格でそう筋力があるとは思えないのだが……。運動神経の、ダンスの神秘を感じる。ハッキリ言おう。一番泣いた。
かおるみりあの絡みもかわいく楽しく、笑顔が溢れる空間だった。最高。
3.気まぐれカフェオレ
これはアリーナ自慢なのだけど、ロマナウがはけた段階で、落ちた照明の中ダンサーさんがスタンバイしていた。手にカゴを持っていたので、「あれ?今日お菓子屋さんないよね?」って一瞬不思議に思ってしまった。近いから見えた。自慢終了。
凱旋門……。アウステルリッツの戦勝を記念して建てられた、その威容……。とは関係なく、自由にパリを練り歩くフレちゃんがいた。
ライブにおいて演者の気持ちを一観客がはかることにどれほどの意味があるのかはわかんないけど。気合を入れて、緊張感を持って、歌い上げるよりこういう抜いた曲を、期待されるまま、しかも一人で出すのってそうかんたんじゃない。初のソロにしてその世界観は完成しており、素直に感心した。
4.ニャンと☆スペクタクル
これ名曲なんすわ……。なつねえが近くで暴れてて、いい席引いたなあって改めて思った。
早口のときの、みんなして息つめて見守る感じなんなんですかね、あれは。おれもやってたけど。本人も感じてたみたいだし……。
それも含めて前川みくの世界観ってことでしょうか。べつに、噛むキャラではないと思うんだけど。
5.空と風と恋のワルツ
津田美波さんってすごい美人ですよねえ……?オレめちゃくちゃ好みなんですけど、どうですか?これまた近くて……ホントに……。
アリーナだと、「近かった」が感想の大部分をしめてしまい、脳の教育にはよくない感じもある(まだ育つつもりか?)
津田美波さんすごい美人だよなあ……。
6.Heartvoice
オリジナルメンバー/ZEROの曲すき……。実質さちまゆもすき……。
上条って、どこにでも馴染むよなあと思った。かけるメガネによって属性を還らえる能力の持ち主……?
7.追い風ランニング
ついに出た!アーススタードリームの刺客、中島由貴。圧倒的なパフォーマンスに驚嘆した(黒井社長)。アーススタードリームって、無料ライブとか激安PVとかの印象が強くて、弱小アイドルユニットなのかな?ってイメージが勝手にあったんスけど、なに、中島さんみたいのがゴロゴロいる激ヤバ集団なの?それとも中島さんが初期楽天の岩隈なの?わかんないよおれ。
乙倉ちゃんがそこにいた。それ以外に言葉はいらないと思えるほどに……。
8.秘密のトワレ
この曲を待っていた。これはもう、単純に音楽として好きで、なんならカラオケ音源もずっと聞いている。すごくよかったのを覚えている。
やっぱ、すぐ書きゃよかったかも結構忘れてるかも。
9.心もよう
え、村中知さんって歌うますぎるだろ!?!?!?ってなった。
女性としては低めの音程ながら、キャラ声を保ちつつのびやかで安定したバラード。デレマス曲はミッドナイトしか持ってないのがもったいなさすぎると思えるほどの技巧だった。軍曹のソロはなんか多分マッチョな曲になりそうだし、次いつバラード聞けるのかなあ。遠い音楽(如月千早)だ。とにかくその中音域の伸びに心奪われてしまい、他の感想はあんまりない。
10.shabon song
これも津田さんが近くて可愛かった。黒沢さんの軽やかに過ぎるステップを見た後だと、なんだろう、ああ一生懸命踊られてるなと……いや別に下手だと言いたいわけではなくて、下手ではないんだが、懸命さが見えるのもいいなというか……好きですよね。
11.jet to th future
あああああああこれを待ってたんスよー!(こいつなんでも待ってんな)
MCで安野さんもおっしゃっていたと思うのだが、「相棒」感がとてもよかった。おれのサイドからは青木さんがよく見える位置だったのだが、なつきちパードでアイドリングしてる間がとてもよかった……。演者としての待機、純粋な憧れ、音楽の衝動……そういったものが感ぜられ、ああ、李衣菜がそこにいるなあと思ったものです。
ここでMCに入ったと同時に遅刻連番の代理店くんから電話が入り、ナイスタイミング!と思う。オレが持ってるのか彼が持ってるのか?……これは多分オレだろう。いつでもツイてる男だ(謎の自信)。
迎えに行ったは良いが、場所がわからないと半泣きの電話が入る。一本道でどう迷うんだよ!?と正直思ったが、焦っている人間を急かすと致命的な破局を招く可能性があるのでとりあえず落ち着けと電話口に言い聞かせる。入り口付近ではスタッフのみなさんが休憩モードでたむろっていたので結構恥ずかしかった。なんとか到着した彼を伴い再度アリーナに戻ろうとしたらスタッフが一言「関係者の方ですか?」どう見てもオタクだろうが!門番にはもう少しまともなやつを置け!
12.エチュードは1曲だけ
聴き逃した。まあよそでも聞いたので、逃す曲としてはラッキーとするべきであろう。ちなみに私的エチュードランキングは、
1位 神谷奈緒 クソヤロウにこまされ力素点では三船さんに譲るが、シチュエーション込の総合点で一番似合っている。
2位 三船美優 説明不要。憧れの三船先輩がクソヤロウにこまされてるのを見て変な性癖に目覚めたい。同郷だからって三船さんのことを先輩扱いするオタクであった。
3位 上条春菜 こちらは説明不能。謎のインモラルがある。上条は合法。メガネも合法。コンタクトは違法。メガネを取ると美人、死刑。
4位 渋谷凛 思ったよりは重くないというか、情感がこもりすぎて逆に劇的になり、しぶりんの秘めた激情というよりはそういう役柄になったかなという。もちろん悪いわけではない。しぶりんの変化球は珍しい。
5位 神崎蘭子 コラ!ちゃんと野菜も食べなさい!せっかく刻んでハンバーグの中に……いやんいやんじゃありません!蘭子!くらいの可愛さ。
13.パステルピンクの恋
初手から罠でおなじみパスピン。パステルピンクの罠ってなんだよ?そう考えた時、ピンク色のトラバサミを毎回想像してしまう。そして、その想像上のトラバサミがショッキングピンクであることに気づく。そういうおれだ。ゼッケンの影に隠れてこちらを狙う真の刺客。この曲好きなんだけど、正直言ってあまり印象がない。なぜなら、これまで隣不在のガバ状態で見てた所急に2メートルの大男置いたもんだから、よく見えねえ!ってところに頭が行ってしまったのだ。このあとなんとなくよいポジションを確立できたから大丈夫ではあったのだが。真後ろの人は、「やったーアリーナAブロ取れたンゴー!」って思って来たらいきなり2メートルの壁を召喚されたのだからたまったものではないだろう。静岡のデビルサマナーとして名を馳せてしまうおれであった。おれは謝らないけど(悪いのは代理店くんだから)。
14.絶対特権主張しますっ!
なつきちとたくみん参加でのゼッケン……こいつはヤベエぜ!?
夏樹が李衣菜と組む時は、夏樹が下位に来ることはない。なつきちが引っ張るか、並び立つかだ。しかし夏樹と拓海が組むときは、①拓海を補佐する(ミッドナイト)②並び立つ③カワイさにおじける拓海を引っ張る この3パターンがあり、多彩だ。今回は③。なんとなく、ノリノリの夏樹に引っ張られた拓海が想像できて楽しかった。拓海も楽しかったんじゃないかな。
しかし、拓海や夏樹をあそこまで言わせるにはどれだけ輪廻を巡って徳を積めば良いのだろうか。コレを聞きながら考えてしまい、無意味にユニバースな心境に陥った。この2人をあそこまでデレさせるには、解脱寸前の徳が必要……ほとんどブッダ……。煩悩まみれのおれには到底いたれそうもない高次領域だ。
何の話?これ。
15.Star!!
全体曲の感想を上手に書けるゴーストライターを募集しています。
うーん、集中してないわけでもないと思うんだけど、なんか難しいよね。スターも好きな曲なんだけど、うまくかけない。良かったのは間違いないんだけど。
16.LOVE∞DESTINY
「髪がワッサァってなるのがええんやろ!?」がその通り過ぎて逆に書くこと無い。CD音源もよく聞く大好きな曲が生で聞けて満足というしか。しかもまだオリジナルメンバー結集が残っているというね。まゆセンターは雰囲気があって良い。ユイマキノつよい。
17.共鳴世界の存在論
これはCD音源の時から思っていたことなんだけど、飛鳥って歌うますぎないのがいいなって思ってて。もちろん中学生なりというほど下手でもないんだけど、まあ超絶技巧ってほどではないのがいいなと。飛鳥の芸風って、はっきり言って顔面偏差値で成り立ってるとこあるじゃないですか。ブスで飛鳥みたいなやつはいっっっくらでもいるけど、たまさかお美人だったから飛鳥は飛鳥、みたいな。それも1つの回答だし、それはそれでいいと思ってるんですよ。特に歌の天才でもない顔がいい中学生がアイドルなって、一生懸命やってる。それが良い。翻って、こう青木さんの、「ああ息が切れたのね。次のブレスどこやっけ…?」感もおれはすごい好きなんですよね。ガチファンには怒られるかもしれないけど。素直に書かせてくれや。
18.Sparkling girl
西武ドームのトワスカの時も思ったんですが、おれ青木瑠璃子さん好きっすわ。代理店君に終演後このこと言ったら、「ガチ恋だwww」って言われたんですけど、まあそれに近い好きさはある!
曲としてはトワスカのほうが好みに近いんですけど、吹っ切れて楽しんでるリーナと割りと感極まってる青木さんの乖離が結構個人的には好きなんっすね。声優ライブの醍醐味かも知んないね。そういう、役と演者のブレが。
19.Rockin’ Emotion
この2人の認めあってる感じ、最高。ハイタッチももちろん最高だし、互いに背中を預けてる戦友感がほんとに良い。
ロキエモってエモーションというだけあって結構歌詞は切ないというか弱さも見せてて、そこを素直に出せる拓海は、突っ張ってる拓海よりずっと強いとそう思った。李衣菜と夏樹は、憧れに届かんとする研鑽と、その憧憬に見合わんとする努力の止揚だと思う。夏樹と拓海は、お互い認めあった上で学び合う、純然たる切磋琢磨だ。そういう尊みを感じた(急速な語彙低下)。
しかし原さん肺活量ぱねえね。舞台の人すげーわ。
20.ハイファイ☆デイズ
コールが仕上がってきた。高まってきている。いい曲なんですよね。
高森さんの性癖をすっかり忘れていたので、素直に見られたのはよかったと思う。にゃんみくさんはこういう元気直球なのも合うよな。
21.純情midnight伝説
珠美は参加よろこんでそうだよね。長ランを引きずって歩く珠美……。応援団長みたいに見えちゃう珠美……。良い。イッツシリアスマッチ。
飛鳥は、今やってるリトルリドルもそうだけど、意外といろいろやらされてるところが良いよね。プロデュース方針として、まあまあなんでもやっとけよみたいな雑さがあり、本人も結構楽しんでいる風で、とてもアイマスだ。ある意味、メカご飯直系?的な?違うか?まあ、ギャップ萌えとかってことばも安易だし。
22.夕映えプレゼント
夢みたいにきれいで泣けちゃった。
23.M@GIC☆
感想を書くために歌詞を確認したら、思ったより変なとこでカタカナが使われててちょっとあれ?好みじゃないな……ってなってしまった。一番好きなのは、だってシンデレラは頑張りやでしょってとこ。たしかにそうだなあって思うから好きです(せんせいあのね並感)。
24.お願い!シンデレラ
純真さが極まったおたくだから、女性声優のイチャつきに関してはすごく大好きという立場にあって恥じることをしらない。
最後の曲は、そういうのが一杯あって良い。メモとかしてなかったから具体的なとこはちょっと忘れちゃった。すぐ書かないとダメだね。でも、感想かく前提で見ると結構そこ意識しちゃって純粋になれないところもあるんだよな。難しいよね。
MC雑感
原優子さんっていい人だなあ。と、例になく近くで見てそう思った次第です。
まず最初、青木志貴さんと喋り始めた瞬間「別世界線のデレパでーす!」って言い放ったところですっげぇ好き!ってなった。別世界線デレパというのは、普段原紗友里さんと青木瑠璃子さんがやってるラジオを原優子さんと青木志貴さんがやった回のことなんですけど、そのたった1回を引っ張ってきて言い始めるのほんといい人だなって……。ぼくはデレパが大好きで、アイマスタジオと肩並べるくらいMC2人のスキルがあるハイエンドなラジオだと思ってるので、デレパが尊重されてるだけで嬉しくなる。原優子さんありがとう。
あと、みかん汁飲み比べの時も、机を運んできて設営してるときの細かい気遣いとか机を戻すときの立ち回りとかから「ああこの人はちゃんとした人なんだな」ってのがモロに伝わってきて、おそらく演出の意図にないところで感動させられてしまった。
初参加嘉山さんについて。
珠美ってたしかに結構難しいキャラで、アホすぎず賢すぎずオトナすぎずかといってガキすぎず……。みかん汁対決でキャラが掴みきれてない感じだったのもさもありなんというところです。ていうか、とりあえずメガネ言うとけばいい上条ずるくね?って思ったぜ。なんだよキュートなメガネのみかん汁って。おきれいなひとだったけど、結構ヤカラなとこも素っぽくておもしろかった。プロ・フィットの恐るべき上下関係が垣間見えた。
青木瑠璃子さんがいたせいもあって、なんとなくデレパ的なノリが実家のような安心感だった。喋ってないときでも、流れみてニィヤ~~~ッて笑う青木瑠璃子さんがすごい好きなんですよね。同じ感じで高森さんも笑ってて、アスタリスクはタチの悪さで繋がってんのか最高だな、みたいな。
大概忘れてきてるんでこんくらいにしときましょう。まあまあ、覚書としちゃ書けたかな。おれの静岡はこんな感じでした。青木瑠璃子さん好きだ。終わり。