最初からヒーローだったよ 23/07/02

ツイッター! 元に戻ってェ!
渦巻く思考を書く場所がないと死にそうなんだよ!

まあそれはそれとしてアイドルマスターシャイニーカラーズシナリオイベント『綺羅星ルックバック』読んだよ……。

ちょこ先輩ってやっぱヒーローだよな。果穂さんがそう呼んでるのもヒーローアイドルを目指す自分の先輩という意味かと思ってた。意味合い的には少し違ってジャスティスパープル/紫野先輩に似てると感じたからという動機だったけど、まあ大意は一緒だよな。

ちょこ先輩がジャスティスパープルに似ていると思えたとき、それを先輩と呼ぶことで自分が憧れのレッドに近づいたような気持ちになれるというか、ベンチマーク的な存在がいることでよりヒーローアイドルという夢の世界観的な強度が高まる感じなんだろうなと思った。U149の演出なら、人助けをするちょこ先輩の姿にパープルが重なって、その後果穂さんにレッドの姿が重なって見えるみたいなね。

俺がちょこ先輩にヒーローらしさを感じたきっかけは果穂さんとは少し違って、彼女のLP最終コミュ「最初からおまじないだったよ」を読んだときに強くそう思った。期待や願望を押し付けたんじゃないかという親友の気持ちを受けて、最初からそれは疑いなく私の力だったと断言するちょこ先輩の姿は俺自身のヒーロー観とばっちり重なったからだ。他人の期待を力にできる人間。願いや祈りを背負うことそのものを力にできる人間。そういう存在が、漫画やアニメの登場人物でも、はたまた現実世界のスポーツ選手でもヒーローだと俺は思うわけ。最初からおまじないだったよってコミュ名良すぎるよな。何か入れ墨を彫らなきゃいけなくなったら彫りたいくらい好き。

これは俺と果穂さんが解釈違いを起こしてる(何言ってる?)ということではなくて、ちょこ先輩には様々なヒーロー性があるってことなんだろう。ブルーにも似てるって言われてるし。

でも果穂さんをして先輩が先輩になった瞬間は、自分を対等な仲間として扱ってくれたまさにその時というのがこのコミュの肝という感じがする。ヒーローみたいだと思った人が自分を仲間だと言ってくれたということは、自分もヒーローになれるのかも! というしごく単純だけどハッとするような気づきの瞬間が小宮果穂さんに訪れたということがすごく嬉しい。あくまで当事者は自分なんだよね。テレビを眺めているのと同じことがしたいわけじゃない。

だからこそ放クラはユニット内でも全力で戦うし、それを大人げないと言われてしまったら果穂さんの信じている世界がかなりグラっと来てしまうというわけだよな。「いつまで子供向けの特撮見てるの?」って言われるのと近い感覚なのかも。

ちょこ先輩は果穂にとってすごく理想的な場を作るのに貢献しているんだろう。でも彼女はそれを自分のため、自分の野心のためという。これが本当にヒーローなんだよな。他人にもらった願望から全てを始めて、今も他人のためにいろいろなことをしているのに、それを本心から自分の野心で目的だと思っている存在……。これから果穂さんは心も体もどんどん大人に向かっていくけど、こういう『先輩』と仲間たちがいれば自分を好きでいられるんじゃないかと思う。

『先輩』という言葉はなりたい自分がいる世界の扉を開く鍵で、そこで待っていた人はやっぱり最初からヒーローなんだなと思えるお話でした。

なんか先日の恋鐘三峰話といい、ユニット内からさらに抽出した関係性の掘り下げパートに入ってる感じですね。ルカと283メンツ周りを進める前にいったんこのへんもしっかりやっとかんといかんという判断なんでしょうか。正直そっちも早く読みたいんだよな……! どういう化学反応が起きるか着たしてしまう。

大体こんなような感じです。たくさん書けるしツイッター無い方がやっぱいいのか? いややっぱりあってほしいよ……。

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