シンデレラ5thツアー感想①仙台黎明編
※ライブ感重視かつ自分の確認用なので、いろいろ適当。
俺とシンデレラガールズの今年度が幕を開けた。上半期はこのツアーを中心に人生が回転しているので、今日が俺のスタートだ。
曇天の仙台だったが屋内なので関係ない。アリーナ22列は会場の狭さによりとても近いいい位置で、いい位置すぎて公式の写真係さんになんどもインターセプトされてしまったくらいだった。虫さんが食べるくらいおいしい野菜なんだったら良いよね、的な理屈。
パレードというだけあって、フラッグパフォーマンスから始まった。迫力がある。旗を繋いでいくというコンセプトを感じた。
01.Shine!!
昨日のセトリをあんまり見ていなかったので、おおシャインなんだって感じだった。新たな光に会いに行こうっていい歌詞だよね。いつでも未来に希望が合ってさ。
MC
俺自身も東北出身なので、杜野さんの凱旋感もすごく理解できた。このあたりまで来る田舎感にビンビンに郷愁感じまくっていたし。東北弁をネイティブ発音していたら隣の人らは遠征組だったのですごい恥ずかしい感じになった。「だ↑からさー」ではなくて「だ↓がらさー」なのだ。鼻濁音を効かせろ。
02.にょわにょわーるど
諸星きらりというアイドル、人間の哲学が凝縮された名曲。これを聞くと、むしろましゅまろキッスは恋愛に偏ったテーマなんだなと納得させられる。本曲が諸星きらりのニュートラルだ。しかし、松嵜麗さんのパフォーマンスには驚嘆させられる。キャラ声でリズムの変わる難曲を歌いながら激しく踊ると言うだけでも人知を超えているとしか思えないのに、キャラのまま客を煽るという領域はもはや理解不能だ。Pたちもいろいろ要求されたので、次は完璧に決めてやろうと誓った。松嵜さんという方は、他人に100%を要求する前に自分で200%も300%も頑張る人なんだな、と思った。
03.cherry*merry*cherry
可愛くて、明るい曲。言ってしまえばそれに尽きるのだが、緒方智絵里がそれをやるとものすごい価値になる。体が動いてしまうようなリズムと歌詞。良さしかねえ。あ、ライブ感重視なので、曲ごとのテキスト文量には差があるけど他意はないよ。
04.スローライフ・ファンタジー
双葉杏という人間に迫る曲。一人でも結構なんとかなっちゃう杏が、それでも他人と一緒にいることを静かに望むような、顔を見ずに手を繋いでくるようなそんな曲なのだ。普通に良さを感じていたのだが、あんきら狂騒曲につながった時真の意味を持つことにこの時点では気づいていなかった。
05.Flip Flop
これは本当に名曲。ポップスとして完成度がめちゃくちゃ高く、メンバーが変わって雰囲気が変わっても安定感がある。ちゃんゆりの声はキャラ声として安定しており、ほんわ~っとした感じが出る。パート分けにも細かい配慮を感じて感動した記憶があるんだが、細かいところはモー忘れてしまった。牛にされたからしゃーない。牛は脳が病気でも平気で草食ってるからしゃーない。
MC
松嵜さんから細かいフリ指導が入り身が引き締まった。精進。フリップフロップは前回ロリめいていたので、ちゃんゆりが入ることでほんとうにいい感じになる。巨乳声。
06.Angel Breeze
ついに来た、という感じ。川島瑞樹の直球をズドンとミットに受けた感じ。古めの曲調とかそういうことはあんまり意識の表面に来なくて、ただ川島さんがそこで生きてるなあ…っていうエネルギーを明確にされた感じ。キャラ声で歌ってるって言えばそうなんだけど、それを超えたところでお話をしている、トップアイドル声優のパワーがあった。
07.たくさん!
デレステCDイチオシ曲。オシャレポップスでありつつ歌詞はこれまでのアーニャっぽくないわかりやすく前向きな歌詞で○。跳ねるような振り付けは可愛かったんですが、可愛さ以上にですね、スカートが跳ね上がったところを良い角度で見られる席でしてですね、なんといいますかですね、
素直に射精です。おそろしくすばらしい太ももでした。
別に素直に射精って書くこと自体は悪いことじゃないよね?正直な気持ちだし…本人の承諾を得ずリプライで送るのが悪いことなのであって、こうやってどうでもいいところに素直に射精って書くこと自体は表現の自由だよね?
射精は別に悪いことじゃないもんね?生理現象だから。最悪だよ。
MC2
位置ここだっけ?間違えてたらごめん。話の内容は覚えてるからゆるして。
まっこさんと上坂さんの異様な噛み合わなさが笑えた。ネアカとネクラの壁を感じた。ロシア語講座は普通に役に立つ感じだった。巻き舌の練習しような。
08.ミラクルテレパシー
これは素で名曲にもかかわらずライブのたびに良くなる異常な曲。ユッコにとってステージはサイキックをド派手に行使できる最高に楽しい場で、鈴木さんはそういうユッコを表現することが楽しいのかなと思った。二人分の+精神エネルギーが異常な破壊力で炸裂していて、目と脳がチカチカするくらい楽しくなった。そんなコール曲でもないのにここまで巻き込まれる感じ、あんまりない。
09.Nocturne
アイマスの曲って、一見専用曲に見えてもメンツ変えることでまた違った側面が見えるよなあ…って再認識した。千菅さんのまっすぐに伸びるボーカルと、上坂さんのクールさがガキさん不在を補うというよりは曲の別側面を引き出しているように感じた。生命力の強さ…。そして川島さんの安定感。あと上坂さんの太もも。
10.Orange Sapphire
パッッション!!!!!!!文句なしのどストレートパッション曲。死ぬほどコール入れたった。でも、メンツ的にはむしろジュエリーズ2、3なのにあえてオレサファで来るあたりから、ツアーの意図が見え始めた段階。
11.Nation Blue
小箱ではなくこっちで来る。このあたりで、ツアーを理解し始める。ある意味原点回帰の、予定が合うメンバーで最高に盛り上がるもしくはテーマに沿ったセトリを組むという意図を感じた。新曲優先ではあれど……持ち歌に縛られすぎない、アイマスらしさが出たセトリを組みますよという。
登場時の照明が格好良すぎて震えた。まさにCOOOOOL
12.キラッ!満開スマイル
やっべー全然勉強してないわ状態になった。予習をしようと思って予習はしてなかったけど、まゆの満開スマイルを死ぬほど聴き込んでいたので完璧にパーリラしてやった。すっげぇ楽しかった。定番にしてほしい。
13.BEYOND THE STARLIGHT
エヴァーモアもそうだけど、唐突に良い全体曲を大量導入することによってセトリが締まるような逆に混乱するような、ちょっと難しい状況になってる気がする。ただしBTSは歌詞がバツグンに良い。ちょうどいいバチバチ感。
MC3
この位置のこのMCで合ってるかわかんないんだけど、上坂さんが長物をフリまくってる時「げぇっ関羽!」って俺だけが叫んでてかなり恥ずかしかった。
長物持ったら振り回したくなるのはオタクだからしゃーないよね?
14.One Life
ロック音楽をアイマス関係なしに愛好している立場から、あくまで主観で言わせてもらうと、正統派ロックの担い手はリーナでもなつきちでもなく、この人だと思う。まっすぐに伸びるパワー、純粋バンド編成のオケ、そしてライブにこそベストが出るパフォーマンス……。ロックンロールの楽しさを存分に感じた一曲だった。どうでもいいけど、千菅さんと同郷って初めて知った。しかも出身高校が隣で学年は一個差。どっかでニアミスしてるよなこれ…。千菅さんは県で一番偏差値高い高校の出身です。俺は、県で二番目に偏差値高い高校の出身です。コンプレーックス。
15.気持ちいいよね 一等賞!
まさかの白坂投手登板。ルールの穴を突いた絶対的魔球、あの子ボールを携えてユッキに挑む。1球空振りしてフルカウントになった時点で、ちらほらあと一球コールが聞こえ始めて、ん…?ここはユッキを応援するんだからあと一球は違うよな…?と一瞬思ったんだけど、野球的にはこの局面それくらいしか言うことないし、とにかくなんか叫びたかったし(ガイジ)、あと一球コール入れまくったった。そうしたらユッキがホームラン打ってしまったので、どうしても気持ちがいくな超えるな的になってしまった。ごめんよまこさん。曲では全力で叫んだ。最高。
16.メルヘン∞メタモルフォーゼ!
パッション曲は脳の楽しいの部分を刺激してくるんだけど、ウサミン曲は脳の未使用領域をベッキョベキョに刺激して来る感じで、未知の謎汁が出まくり、おかしなハイテンション状態に叩き込まれるヤバイ合法ドラッグだ。
振り付けが面白いんだかカワイイんだかっていうまた絶妙な感じで、汁が、汁が。
しかし、コールはもう少しねっても良い気がする。ヒーローショー感出したいね。
17.∀NSWER
まあこの曲はやるだろうけど、きのこなしでパワー足りるのか?と正直心配していたが、杞憂だった。朝井さんの破壊力はものすごく、もちろん内心では緊張しまくりだったろうけど、それを見せることなく早坂そのもので、心配はある意味恐怖に変わった。インディヴィジュアルズ、これで全開じゃないだと…?最大出力はどうなってしまうんだ…?という少年漫画的脅威で満たされた。
ついに眼帯で歌うアイドルが出た。これには神埼氏、二宮氏の両名も絶賛。しかし、危なくないのか?
18.あんきら!?狂騒曲
答えを得た。
ネイションブルーや、オレサファをツアーメンバーで演った上でこれのフルを出してもらったことで、真理に至った。
イベント時は、「あんきら」「アンキモ」って電波曲に特有の意味ないやつかな?って感じだったけど、印象は変わった。
アイマス曲はキャラソンとは違うので、誰が歌ってもいいっちゃあいい。でもこの曲はあんきらの曲だからあんきらと言わなければいけないし、そんな歌詞に照れるのは杏でなければならないし、あんきらに掛かっている言葉でなければいけないからアンキモでなければいけないし、それらすべてを受け入れるのはきらりでなければいけない、ということだ。
アイマスというゲームの基本を外すには、それなりの歴史と承認がいる。杏ときらりはそれぞれの曲でそれぞれの世界観を表現してきて、親友として、ユニットとして長く付き合ってきて、今その資格を得てこの曲を歌っているのだとわかった。
ある意味アイマスの文法からハズレているこの曲をアイマスたらしめているのは、2人の(あるいは演者さん含めて4人の)アイドルとしての信念であり、歌詞や曲にもそういった意味があるとわかった。
総じて尊かった。
19.純情Midnight伝説
きわどいあぜ道(ライン)をトラクターで攻め抜くタイプのmidnight伝説。
これは単純に好きな曲で、ブチ上がりまくった。
ウサミンが格好良いとおもしろいとカワイイを全部取ってるのずるいと思った。
20.Lunatic Show
桜咲さんが「ヒャッハー」というフレーズを使っていて、この方はユニット愛強い方だよな…と再確認した。4thの時もなんかでそう思ったので間違いないと思うんだけど…なんだっけ?まあとにかくそういう感じだ。
「真紅に染まる狂気の宴~」っていう歌詞を超可愛くサッと歌っちゃうところが死ぬほど好きで、メタルがまた復権するにはこの方向性しかねえって言っちゃうくらい好き。しかし振り付けはめちゃくちゃ激しくて、全体的におとなしいかわいらしい顔に隠されたチヨチャンの恐るべき力を理解する曲だった。
21.サマカニ!!
本当に楽しみにしていた曲。期待通りのものをお出しされ、自分も最高気持ちよくコールしたので、逆に書くことが何もない。
22.夢色ハーモニー
CP少なめ、ニュージェネなしで聞くこの曲は新鮮で、エンディングというよりはこのツアーの始まりを感じさせた。
23.EVERMORE
ほんとう、いい歌詞だよね…。青春を駆けて走るよね…
MC
まあ、泣くよね。あんきら尊すぎる。疲れてきてるってのもあるけど、皆さんの強い思いと絆を前に、書くことが思いつかない。俺自身はこの記述でも多分あとから見たら思い出すし… これが限界ですよね。
24.お願い!シンデレラ
これからいろいろなおねしんが聞ける、そういう旅がはじまったんだと思うとワクワクする。キュート、クール。パッション。
総評
MVP。
まこさん。彼女の東北愛をつぶさに感じられたことだけでも、東北人として生まれたかいがあったなと本気で思う。俺自身は彼女ほど強い郷土愛はないにせよ…。凱旋おめでとうございました。
朝井さん。初ステージながら堂々とした立ち居振る舞い。多分それを支えたものは、「早坂美玲ならビビらないだろう…」っていう気持ちなのが存分に感じられ。アイマスに対して優しい理解と強い気持ちで臨んでくださってるんだなというのがよくわかり、勝手にすごく嬉しかった。ありがとうございました。
亜美菜さん。in fact(確かに入れる所なかった)なしで公演を支えてくださった。キャリア見てもわかるようにこの人は本当のプロで、どの守備位置、どの打順でも確実に仕事をしてくる。それだけに、主役としての登場が見たくてたまらなくなる。
なんとなくパッションみが強い、夏が始まるって感じの公演だった。こっから8月まで、個人的な予定としては9月の旅行まで、完全決め打ちの生活が続くので、今日の勢いを殺さず楽しんでいきたい。完全な覚書。以上。