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「教え方」を知るには、教わってみるのがいい。

今日は新しい仕事を教わる一日でした。
業務を全体的に把握するためのジョブローテーションです。

普段は後輩や新人に教えることのほうが多いのですが、たまに教わる側の立場になってみると、教え方に対しても発見があります。

新しいことを覚えるにあたり、思ったことは、

「一回説明を聞いたぐらいじゃ覚えられない!」


そうです、覚えられないんです…

「新人の覚えが悪くて困ってるんだよ」

なんて言ってられません。
自分だってそうなんだから…。

そこで、
どうすれば覚えられるか、考えてみました。

上手い教え方があるなら、
上手い教わり方だってあるはず!

メモを取る

メモを取るのは基本ですね。
では、何をどう書くのか。

①一日の流れを書く
出勤してから退勤までの流れを聞いて、
一日のスケジュールをつかみます。
何時に●●をする。
など時系列で書くとわかりやすいです。

②目的地を書く
ここまで終わったら作業終了という目的地を把握して、一日の作業目標を立てます。
終わりが見えていたほうが逆算して行動を決められるからです。

③見出しを書く
ひとつひとつの作業に見出しをつけます。
「これは何という作業ですか?」
と聞いて作業に名前をつけて書くと良いでしょう。

④理由を書く
・何のためにやるのか
・なぜその手順なのか
・誰のための作業なのか
・それをするとどうなるのか

ひとつひとつ質問して確認していきましょう。
理由があると、単純に暗記するだけでなくロジカルに覚えることができ、後々応用も効くようになります。

⑤注意事項を書く
慣れないことは不安がありますよね。
でも実は教えるほうも不安なんです。
ちゃんと覚えてくれたかな?と心配になるので、
「これはやらないで」という注意点を聞いて、しっかりメモしておきましょう。

まずは少なくとも、
やってはいけないミスだけは無いようにすることです。

パンチラインを聞き逃さない

パンチライン=印象的なフレーズ
つまり、おさえるべき大事なポイントですね。

「これ絶対やっちゃダメ!」
「これだけは忘れないで!」
「ここは集中して!」
「これはルールとして決まってる」
「これは絶対やったほうがいい」

このようなパンチラインを聞き逃さず、必ずメモしておきましょう。

オウム返しで繰り返す

耳からの情報は覚えやすいです。
言われたことをオウム返しでそのまま声に出してみましょう。自分の声に出すと音として記憶に残りやすくなります。

教える側も、相手が理解しているかどうか判断がつきやすいので、その点でも有効です。

素直に質問する

わからないことは素直に何度も聞くことです。

できる奴と思われたい
覚えが悪いと思われたくない

気持ちはわかりますが、
わかったフリをすることは一番良くないです。
後で困るのは自分ですからね。
素直に聞いて学べる人ができる人です。

感謝を伝える

教えてもらって感謝の気持ちを持つのは素晴らしいですが、できればその気持ちを伝えることが大事です。そうすることで、先生と生徒の信頼関係が生まれるでしょう。人間関係、大事ですからね。

また、教えたほうは単純に嬉しいと思います。
どんどん伝えていきましょう!

まとめ

・メモを取る
・パンチラインを聞き逃さない
・オウム返しで繰り返す
・素直に質問する
・感謝を伝える

以上のことを意識して、上手に教わりましょう。

教わることが上手くなれば、自然と教えることも
上手くなっているはずです!

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