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焼きそばの果てしなき旅【その84・サッポロ一番ソースやきそば】

サッポロ一番塩ラーメンを食べていたら、ふとサッポロ一番ソースやきそばのことを思い出した。僕がnoteに書いている焼きそばの果てしなき旅の記念すべき第1回の冒頭に登場したサッポロ一番ソースやきそばである。その時はあまり深く触れずに先に進んでしまった。これを散々あちこちを旅して回ってすっかり焼きそばの人となった現在の僕が作ったらどうなるか。早速作ってみた。

サッポロ一番ソースやきそば

発売は1971年(昭和46年)。基本的なパッケージデザインは昔とほぼ変わらない。おいしさパワーアップとの文言が加わっている。

サッポロ一番ソースやきそば

内容は、麺と液体ソースと青のりである。何も加えずにシンプルに作るかどうかこの写真を撮っている時点ではまだ迷っていた。さあどうするか。

キャベツ

やはりここはキャベツの出番であろう。別に炒めてから入れるのは面倒なので、麺を茹でるお湯に最初から入れてしまえばよかろう。なるべくシンプルに手をかけずに作りたい。必要は手抜きの母である。違うか。

サッポロ一番ソースやきそばを作る

麺を茹でながら、キャベツも一緒に茹でて、水分が少なくなったところで液体ソースを投入。液体ソースに油脂も入っているので、水分がなくなっても鍋にこびりつく心配もない。水分をしっかり飛ばして、出来上がりである。

サッポロ一番ソースやきそば

お皿に盛り付けて、青のりをかけ、趣味のなるとを載せて、久しぶりの(3年半ぶりになる)サッポロ一番ソースやきそば完成である。この3年半でどれだけの焼きそばを作ったであろうか。最初は自分だけでひっそりと作って食べていたのが、今ではイベントで焼きそばを焼いて参加された皆様に振る舞うことまでしている。それは進歩なのかどうなのか判らないけれど、焼きそばを含めて調理のスキルだけはそこそこ上がっていると思う。何事も回数を重ねて練習である。ギターも同じ。繰り返し繰り返し同じ練習をして、それが身に付くのである。何だか最近は同じことばかり云ってる気がする。老化と云うかじじい化であろうか。いやーん。

サッポロ一番ソースやきそば

繰り返すが、なるとは趣味である。これがあるだけでポップになる。それではイタダキマス。

サッポロ一番ソースやきそばを食らう

ウマウマウー。なんだなんだ。これは大変にウマイではないか。パッケージに書いてあったおいしさパワーアップのおかげなのか。丁寧に段取りよく作って、元々の美味しさをかなりしっかり引き出せたのか。とにかくウマイ。麺の具合も、ソースの味わいも、青のりの風味も、バッチリである。

サッポロ一番ソースやきそばを食らう

ウマウマウー。カップ麺の焼きそばもなかなかであるとは思うが、一手間も二手間もかかるこの袋麺焼きそばの充実感には敵わないと思う。最初は少し気になった液体ソースの酸味も、暫くすると馴染んで良い案配となる。焼きそばの旅のスタート地点、ここに立ち返ってとても感慨深い。ヒジョーにウマイです。

サッポロ一番ソースやきそばを食らう

ウマウマウー。キャベツを入れたのも大成功。これでイイじゃないか。もっと入れても良いかと思う。最後にちょっとだけ鰹節粉をかけてみた。最高である。ほんの少しの鰹節粉で満願成就となった。チョーウマイ。袋麺の焼きそば再認識である。そうすると他の袋麺もまた作ってみなければなるまい。近々また続きを書く。どうぞお楽しみに。

サッポロ一番ソースやきそば

焼きそばの果てしなき旅はまだまだ続きます。

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小野瀬雅生
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