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コロッケ弁当

ブログにも書いたのだが、近所にあったローソンストア100が5月いっぱいで閉店してしまった。ここは本当によく利用していて、ローソンストア100ならではの独創的なおにぎりの数々をたっぷり楽しませてもらった。新製品は出ていないかとお店に立ち寄るのが好きで、定期的にウォッチングさせてもらっていた。かき揚げおにぎりは僕の中では殿堂入りの逸品だし、ウインナーだけがおかずのウインナー弁当もここで入手したし、パンもなかなか面白いラインナップだったし、氷もここで買っていたし、フル活用していた。これからはちょっと離れたとこにあるローソンストア100(数店舗リストアップ済み)で色々チェックせねばなるまい。そんな中、コロッケだけがおかずのコロッケのり弁当が発売されたのでゲットしてきた。

コロッケのり弁当

ブログ記事にも書いたのだが、サイトでの商品名が「コロッケのり弁当」でパッケージの方には「だけ弁当(コロッケ)」とあって紹介のされかたがバラバラである。サイトのページによってはやはり「だけ弁当」とあって、呼称の統一感がなくて僕は混乱する。どれが正式名称なのか。今まで出たウインナー弁当やミートボール弁当も「だけ弁当」のカテゴリーに新たに入れられているのを見ると、「だけ弁当」として推す機運が社内で高まっているのかと思うが、名称は何とか統一してはもらえないものだろうか。ご検討願いたい。

コロッケのり弁当

そしてシンプルなように見えて、これはコロッケ弁当とのり弁当の二面性を持っている。だけと云うならばコロッケだけか、または海苔だけかにして欲しい。子供の頃は好き嫌いが激しくて海苔とご飯と醤油だけの海苔弁当を心から愛した「だけ」の先達として、この二面性はゴージャスでトゥーマッチでキャパシティーオーバーなのである。もう文句ばっかり云って文句垂れジジイ方面まっしぐらであるがまっしぐらと云えばキャットフードカルカンの猫まっしぐらと云うキャッチフレーズを思い出す猫まっしぐらと猫ちぐらは語感が似ているといつも思うのだがもうすみません文句垂れジジイでなく意味不明ジジイ方面だ。

コロッケのり弁当

更に文句を積み重ねると付いてくるのがソースでなく醤油である点だ。これはコロッケに対する個々のアイデンティティーを問われていると感じた。昨今世間で喧しく云われている多様性や寛容性などにも波及してくる。そんな難しいことを云おうとしているのではないが、これはソースでしょ。やっぱりソース付けてくれないといかんでしょ。えー醤油かー。醤油好きですけど、好きの度合いで云えばかなりの醤油大好き派であると自認するけれど、コロッケに醤油は馴染んでないなー。実際に食べてみてああこのコロッケに醤油ねナルホドネとは思ったが、ここはやはり適材適所コロッケにはソースだと思うんだよなー。好みと云うか固定観念と云うかロニー加入のブラックサバスと云うかいやロニーよりもヴィニー・アピス加入の方かクイーンでポール・ロジャースが歌うようないやクイーンがAlright Nowを演奏することの方かすみませんそんな説明しか出来ません。

自作コロッケ弁当

ならば自分で作るしかあるまい。コロッケを買ってきて、ご飯の上に載せて自作コロッケ弁当の完成である。僕が高校生の頃の母親の手抜き弁当にもなかった手抜きようである。コロッケは五反田『信濃屋』で購入した野菜コロッケである。こちらの人気商品である鳥メンチではなく(買ってきたがそれはそれで食べた)野菜コロッケである。世の中には色々なコロッケがあってそれぞれに魅力的であるが、この何の変哲もない野菜コロッケこそが現在のワタシの自作コロッケ弁当には相応しいと思う。

ソース

そしてソースだ。お弁当にはこうしたお弁当用個包装が必須だ。ソースは少しだけで良いとか逆にもっとかけたいとかの意見はご尤もであるが、問答無用でこの10g、これで何とかしろの潔さ。これでいいのだ。社会全体のバランスを考えてここは自由を求めるところではないと知るべきである。何のこっちゃ。

自作コロッケ弁当にソース

ソースの量は左右均等でないかも知れない。そこを厳密に求めるともう何も出来ない。と云いつつも僕はその左右均等とかに物凄く拘泥する人間である。先程のソースの量の自由も声高に叫びたくなる人間である。すみません本当にわけわからん面倒なジジイですね。すみませんすみません。

自作コロッケ弁当にソース

いいんだよ。ジジイブラボーだ。イタダキマス。

自作コロッケ弁当を食らう
自作コロッケ弁当を食らう
自作コロッケ弁当を食らう

ウマウマウー。ヒジョーにウマイ。これは史上最強にウマイ。信濃屋のコロッケがウマイ。ご飯がウマイ。そしてやはりソースでしょう。そうでしょう。そうでしょう。ソースでしょう。完璧でしょう。炭水化物+炭水化物+油脂。糖質。カロリー。バランス。今はそんな余計なことを考える場面ではない。コロッケ弁当を愛でるのみである。コロッケ、ソース、ご飯。コロッケ、ソース、ご飯。スキスキスー。アイシテマス。特にオチはありません。本日はここまで。

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小野瀬雅生
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