焼きそばの果てしなき旅【その47】
2021年6月12日現在、クレイジーケンバンドのレコーディング真っ最中。作業工程が佳境に差し掛かって来てるのでちょっと焼きそばの方は手薄になっているけれど心はいつも焼きそばにある。キムチもマイブームになりつつあるけれどまあそれはそれ。音楽は今までずっとやってきて、剣さんと廣石さんと一緒にやることになって30年超、クレイジーケンバンドも20年超、自分も60手前になって、それでもまだまだ発見と驚きの日々を送っている。満ち足りるなんてことは(その瞬間瞬間ではあるけれど)決してない。果てしなき旅だ。焼きそばも同じ。これからもずっと焼きそばを追求して行きたい。そんなもっともらしいことを云って格好付けようと思ったわけではないですが、いや、すみません格好付けました。ふんふん(鼻息)。
スーパーでいつも見かけていたけれどようやく手に取ってみたシマダヤの焼きそば3食入。レポ書くの遅くなってすみません。
麺と特製香りソース。粉末タイプ。ソースのパッケージには特製云々とは書いていない。まあいいかそんな細かいこと。今音楽では微に入り細に入りモードなので細かいことをちくちく云うメンドクサイ人になっているかも知れないがご容赦を。いや常日頃からメンドクサイ人かも知れない。それも更なるご容赦を願う。
まずは具をキャベツだけで作ってみた。お馴染みのやり方。麺は袋ごとレンジで40秒程温めてから流水で洗って締めて、それから炒めるこれまたお馴染みのやり方。
最近はキャベツを切るのも少し苦にならなくなってきた。包丁仕事は苦手。自分がギタリストであると云うこともあるのだけれど、ケガをしたらどうしようと考えてしまう。考えてしまうと余計に手元がおぼつかなくなって危なっかしい。以前何度か包丁で指を傷付けたことがあって、ケガそのものよりもメンタルが萎れてしまう。メンタルメンタルセンチメンタルコンチネンタルほーほーほーたるこい。そんなバカなことを云えているうちはメンタルは平気である。包丁仕事はこれからも気を付けよう。
ウマウマウー。ウマイではないかシマダヤ三食入。暫くこうした本道から離れていたので新鮮な歓びがあった。歓びの気持ちは行動に出る。次の写真を見たらきっとその歓びを察して戴けると思う。
小野瀬雅生的オールスター焼きそば。豚肉もキャベツもナルトも岩下の新生姜スライスも全員集合。賑やかで良いと思う。自画自賛。
たまにこのオールスターをやると自分の気持ちも高揚するのが判ってきた。世の中がどんどんおかしくなってまともに対峙していると自分がどうにかなってしまいそうだけれど、焼きそばを作って、気を確かに持って、生きて行こうと思う。
ウマウマウー。イイじゃないかイイじゃないか。これだけ具材を入れても粉末ソースの優しさに包まれたなら麺とピッタリマッチしてマッチも大変だろうけれど全てのことは焼きそばメッセージだ。すみません頭おかしい文章ですね。シマダヤ3食入、また食べてみよう。
続いてはKALDIの山椒焼きそば。3食入りの次は山椒。2食入でも山椒焼きそば。ああくだらないことばかり考えてしまう。すみませんすみません。
内容はこちら。常温保存可。
素です。これを「す」とか「そ」とか読む人がいてなかなか味わい深い。「もと」ですよ。それでイイんですよね。段々不安になってきた。僕が云っていること合ってるよね。「もと」でイイんだよね。不安だ。
それはともかく難関が待ち受けていた。麺をまず茹でて、その後で麺だけ焼いておかねばならない。この後で具材を炒めて、麺を合わせて、ソースで味付けと云う段取りだ。具も色々用意しないといけない。でもちゃんとその指示通りにやってみよう。大事なことだ。
出来上がり。豚肉にエビにキャベツにニラ。炒める火力がちょっと強すぎたかニラが焦げてしまった。ご容赦願いたい。
山椒の小袋もかけて、イタダキマス。
ウマウマウー。ああこれはすごくウマイ。山椒のピリッとした刺激が新鮮。食べ続けるとそのピリッが積み重なってビリビリしてくる。なかなか強烈である。でも意地の悪い刺激ではないので程なくビリビリは消え去る。ビリビリ以外の重奏的な味わいもなかなかで、手間暇かけた(大袈裟)麺の食べ応えもバッチリ。満足感大。山椒の刺激が好きな方は是非。今回はここまで。焼きそばの果てしなき旅はまだまだ続きます。
【索引】焼きそばの果てしなき旅