焼きそばの果てしなき旅【その49】
さあさあ焼きそばだ。何がさあさあなのか。さあさあとはどう云うことなのかと調べると「人の行動や返答を促す時に発する語」とある。この場合は「新しい局面に直面して決意などを改めて述べる時に発する」と云う意味合いか。関係ないが僕のパソコンは「発する」をカタカナで「ハッスル」と先に変換する。ハッスルしたいものだ。ハッスルハッスル。何がどうハッスルなのか。ハッスルとはどう云うことなのか。ちょっと待て。最初からちょっとしたことで堂々巡りの迷宮状態になっているな自分。目をむけるべきはさあさあではなく焼きそばだ。暫く本業の音楽の方にウエイトを置いていたが(当たり前だ)色々区切りが付いて一段落を迎えたので、これで堂々と堂々巡りが出来る。いやだから違う焼きそばだよ。すみません文字数稼ぎとかではありません無駄に文章を弄んでみたかっただけですすみません。
小野瀬雅生ショウ、そして小野瀬雅生と須藤祐でお馴染みの漁師(じゃないが)須藤祐くんが石垣島から送ってくれた荷物の中にちゃんとこう云うのも入っていた。サンキュー。
でもこれは石垣島ではなく沖縄本島の製品。沖縄県中頭郡西原町のオキコ株式会社の鉄板焼焼そば。鉄板はないので中華鍋でパシパシッと作ってみよう。
焼きそばを作るのは楽しい。食べるだけでなく作るのもとても楽しいのだ。今まで色々と作ってみた「感じ」をそのまま投入して自由に作ってみる。自由と云っても焼きそばは焼きそばだからある程度の範囲内での自由だけれどそれでイイじゃないか自由。楽しくて自由。それを改めて感じた次第。
ハイ出来上がり。具は豚肉とキャベツとピーマン。紅生姜は敢えてフツーのヤツにしてみた。ピーマンの緑と紅生姜の紅のコントラスト。とってもイイと思いますの。
念押しのようになりますが、沖縄そばの麺ではなく、中華麺です。イタダキマス。
ウマウマウー。作っても楽しかったし、食べてもとっても楽しかった。何だろうこの美味しかったを越える楽しい感じ。焼きそばってとてもイイなと感動したのです。麺のちょっと緩めにポソッとした食感がたまらなく良い。ソースはキッチンにあるのを何種類かテキトーに使ったのだけどそのセレクションも良かったと自画自賛。何だかとても元気が出た。自分を励ます料理、それが焼きそば。よしがんばろう。
さてさてこれはちょっと前に作ったヤツだけれど、肉のハナマサで購入した5食焼きそば。ソース味と塩味、合わせて10食。なんたってプロ使用と明記されている。これを使えば君も僕もプロ。プログレッシブと云う言葉が進歩的と云う意味なのに音楽でプログレ(ッシブ・ロック)と云うと耽美的懐古趣味に陥るのはどうしてなんだろうか。イイんだよそれはそれで。メロトロンが鳴っていれば殆ど勝ちなんだよ。すみません暴言が過ぎましたプログレファンの皆さんすみませんすみません。誰か僕にメロトロンください。
それでまあ粉末ソース入りの5食焼そばの方から参ろうか。製造は山形県山形市の株式会社山口製麺工業。
粉末ソース入り。
B.A.D.2.A。マイケルジャクソンのBADが脳内再生スタート。他にはバッドカンパニーもスタンバイ。悪いあなたはYou're No Good。僕はこのままこうしていつまでも玄関先で踊り続ける狂った獅子舞のような人生を送るのだろうか。てんてこてんてこ。獅子舞の太鼓とBADのリズムがコラボするぜ。
まずは具がキャベツだけバージョン。何だかとても美味しそうな写真が撮れた。たまにこう云う風にピタッと取れるんだよな。iPhoneの御機嫌次第なのか。どうなんだ。
さあさあイタダキマスよ。
ウマウマウー。フツーにウマイ。プロ使用なのかどうかは判らないがピッタリとした味わい。常日頃から申し上げている通り、フツーを愛でよ。特別なのは特で別なので特別でよろしい。身近にあるフツーを尊べ。それでいいのだとウルトラの父も申しております。母はどうする。まあいいか。
お肉プラスの具が豚肉キャベツバージョン。そして岩下の新生姜スライスも参加。フツーがフツーのままでゴージャスになる例。これでどうだ。
僕のフツーの中にしっかり根を下ろした岩下の新生姜。これがあるとないとでは人生の豊かさに差が出来てしまう。人生は甘くない。酸っぱいのだ。それを思い知るが良い。どうした自分、今日は特に。
ウマウマウー。ウルトラの父も、ゼロの父としてのセブンも鉢巻きに腹巻きをした姿でこれでいいのだと云うに違いない。鼻がないから鼻毛はどうするともう今日はダメだ俺。人間がふざけて止まらなくなっている。
そんな僕の脳内を改めて表現しているようなルックスのキャベツ豚肉ちくわナルト岩下の新生姜スライス全員集合バージョンでどうだ。タイラントもジャンボキングもグランドキングもこれには敵うまい。はっはっはっ。お前がヤプールか。
僕の脳内シアワセ領域展開をどうぞご一緒に。オールトゥギャザーナウ。オールユーニードイズラブ。ギブピースアチャンス。自由と平和を。まやかしの祭典はいらないぜ。
ウマウマウー。あなたがいて僕がいて焼きそばがある。こんなに素晴らしいことはない。「やりかけたことは最後までおやりなさいよ。途中でやめてはダメですよ」とウルトラの母も仰っておられた。最後までがんばろう。今回は文章が支離滅裂ですみませんでした。5食入焼きそば塩味は次回に。焼きそばの果てしなき旅はまだまだ続きます。