2024年2月18日 - 2月24日。
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大楠山 周回コース
大楠山は241mしかない低山だが、関東百名山の百番目に数えられている三浦半島の最高峰。登山というには緩すぎて実感が湧かないかも。などと思ってしまうと、なかなか気が向かず今まで訪れることはなかったのだが、このあいだの三連休で唯一晴れた中日に、ふと山歩きがしたくなりえいやっとハイクしてきた。
秋谷の立石公園の県営駐車場を拠点にして、まさにYAMAPにあるモデルコースに従った。
10時30分に県営駐車場に到着したときには駐車待ちで入口に車の行列が出来てしまっており、出だしから躓いたのだが、付近にあまりコインパーキングが無いこともあり泣く泣く列に並ぶことに。(ちなみに駐車場の中までの導線の道幅は車一台分しかないため引き返すのは不可能。)
カーナビのテレビを観ながら無駄に時間を過ごしたが、全く動かないというわけでもなくジリジリと進み、結局11時10分頃にはハイクに向けて出発することが出来た。
往路は登山道に入る前に前田川遊歩道の中を通ることになるのだが、ウッドデッキや跳び石で川を何度も横切る経路になっており、清涼を感じられてとても良い雰囲気。
登山道に入ってから暫くの間は整備された階段が続くが、その先は完全な山道。前日に一日を通して雨が降っていたため泥濘んでいる場所も多々あり、土が粘土質で滑りやすい。それを見越してスニーカーではなく登山靴を履いてきて正解だった。
低山だと舐めていたもののそれなりに起伏もあり、鎌倉のハイキングコースに比べればきつい。汗も吹き出し良い運動。
二時間ほどかけてレーダ雨量観測所と、その少し先にある山頂に到着。
河津桜が満開。
山頂エリアにある展望台と休憩所は残念ながら閉鎖中。
復路の芦名口コースは砂利やコンクリート、アスファルトで綺麗に整備されたほぼ「遊歩道」の一本道になっており、山歩きの醍醐味はなく登山感は薄い。往路にはあまりお勧めしにくいものの、復路としては足腰に優しくサクッと一時間ほどで下山することが出来た。