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買ってよかった 2024

物欲の魔人である私が今年買ってよかった品々を振り返る。ガジェット多めのセレクトになってしまったけれど、ここに収まらない小品もいつかのタイミングでまとめたいなとは思う。

読んでよかった・観てよかった・味わってよかったなど思い浮かぶものは数あれど、今年中にはとても間に合いそうにない。それではみなさん良いお年を。




FUJIFILM X100VI

X-Pro3 の愛用者なので買うつもりはなかったのだが、スペック/スタイルに心射抜かれて FUJIFILM の公式ストアの抽選販売に軽率に申し込んだところ、軽率に当ててしまった。

出費としては痛かったけれど、手にしてからの満足度はとても高いまま。ボディサイズがコンパクトなので大抵のバックにつっこむことが出来るし、レンズにプロテクタを付ければ防塵防滴となるのである程度ラフに扱うこともできて取り回しが非常に良い。

最新機だけあって動作もキビキビしているし、長く付き合っていきたい相棒の1台になった。


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TWINBIRD 匠ブランジェトースター

結論、これは本当に良いものだ。スーパーやコンビニで売っている食パン・カレーパン・クロワッサンなどの「毎日のパン」を、何も考えなくとも最高の状態に美味しくリベイクしてくれる。

トースターとしては値が張るのでそうであってくれなくては困るのだが、このトースターで初めて焼き上げたクロワッサンの味と食感には舌と耳を疑った。高級パンが美味しいのは当然のこと、毎日のパンが美味しくなるのは感動なのだ。

じっくりと時間をかけて丁寧に焼き上げるタイプのトースターのため朝が大忙しの大家族には向かないかもしれないが、パン好きには自信を持って勧められる。庫内は食パン2枚が余裕で入り温度設定も細かく利くので、トースターに留まらず小さめのピザやグラタンを焼くとかならオーブンの代用にもなる。


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ニンテンドーサウンドクロック Alarmo

10月に Nintendo から突如発売され、即売り切れ → 抽選販売 → 限定販売 へと切り替わった目覚まし時計。抽選販売で見事勝ち取った。

いまなぜ Nintendo が目覚まし時計をつくるのか?については下記の開発者インタビューが読み応えがあるので預けるとして。見た目のかわいさに反し高性能なセンサーが搭載されており、

ベッドの横に置いておくだけで、気持ち良く起きられたり、楽しく起きられたり、ベッドに入ると心地良く眠れるよう自動的に音楽が流れたり・・・
それから、どれくらいの時間ベッドにいたのかや、アラームが鳴ってからベッドを出るまでどれくらい時間がかかったのかを見守ってくれるような目覚まし時計になっています。

開発者に訊きました : ニンテンドーサウンドクロック Alarmo|任天堂

なんてことが出来る。Wi-Fi に接続すれば Nintendo の新しいゲームキャラクターやサウンドをダウンロードしてアラームに追加できる拡張性も楽しいし、ランダムに設定すれば毎日異なるサウンドで起こしてもらえるのでアラーム音に慣れてしまい起きられない… ということも少ない。

そして体の動きに合わせて Nintendo のキャラクターが動いたり音が鳴るのは、それだけで単純に楽しいね。

この何年ものあいだ目覚ましの役目はスマートフォンが担っていたし不足もなかったので、目覚まし時計をまた単体で買うようなことが起きると思っていなかった。それだけに新鮮さを感じた一品。


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iPhone 16 “Teal”

日本では2025年4月に予定されている、 Apple Intelligence のロールアウトに先駆け設計された iPhone 。毎年リリースされているが、今年は無印モデルと Pro モデルとの性能差が史上最も縮まった年となっている。

数世代にわたってカメラバンプのデザインが醜悪に堕ちこんでいたところ iPhone X 回帰の縦並びのデザインに戻ったのが好印象だったことや “Teal” のカラーリングの良さに惹かれて購入に至った。これまで使っていたのが iPhone 13 mini だったので、バッテリーの持続時間に余裕ができたのも嬉しかった点。


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Lofree Flow84

使っていた愛用のメカニカルキーボードが壊れたため買い替えたのが Lofree Flow84

エディタやメッセージングアプリを毎日とにかくよく使うので、入力は気持ち良いものでなければならない。デスクワークはイスとキーボードにこだわりを寄せるべきなのだ。オールメタル外装の Flow84 は質感が隅々まで素晴らしいし、ファントムスイッチの打鍵感と音はかなり気に入っている。


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adidas SAMBA DECON “White”

自分はスニーカーは adidas の SAMBA しか履かない。もう何足も持っているのだが、やはり定番色は使いやすいので DECON の “White” を買い足した。

やわらかくて・しなやかで・きもちよくて。今日どのスニーカーを履いて行くか、いやどの SAMBA を履いて行くかで迷ったときに無意識に選んでしまう一足になった。


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Amazon Kindle (2024)

4年前に買った Kindle Paperwhite のバッテリーが虫の息になったので買い替え。自分は風呂で本を読む習慣はないので防水機能は要らないと判断してエントリーモデルを選択したのだが、必要十分だった。

文字を読む感覚としては4年前の Paperwhite と大きな差は感じないし、Kindle シリーズのなかでボディが文庫本のフットプリントに近い最小サイズであることも大きなポイントだ。サコッシュはもちろんジーパンの後ろポケットにも入るお陰で持ち出す頻度が増えて読書量が増えた。活字を読むための機械として Kindle はやはり最高だ。


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AirPods 4

使っていた AirPods Pro 1 のバッテリーの持ちが怪しくなってきて、かつ片耳だけ接続が途切れやすくなったことを機に乗り換えたのが AirPods 4 。当初は AirPods Pro 2 を選ぶつもりだったのだが、無印モデルである AirPods 4 に初めてアクティブノイズキャンセリングが搭載されたことで飛びついた。

というのも自分は Pro モデルが採用しているカナル耳栓型のイヤフォンを基本的に苦手としており、本体に触れた際のボソボソ音が嫌いだったり、長時間使用時の圧迫による疲労に不満を覚えることが多い。しかし Pro のノイズキャンセリング機能は捨てきれず仕方なしに選んでいたのだが、オープン型である AirPods でもノイズキャンセリングが使えるようになったのであればそれに越したことはないのである。

ノイズキャンセリングの能力は Pro と比較すれば劣るもののオープン型でここまで出来るのかという納得感のある仕上がりで、余程周囲がうるさい環境でない限り必要十分の能力と思う。ノイズコントロールのモードや空間オーディオも Pro 同様にサポートされていて今のところ不満はない。iPhone 16 にも言えたことだが今年は Apple の無印モデルの豊作ぶりが素晴らしい。

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Takehiko Ono
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