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秋の林檎収穫祭 – iPhone 16

今年の iPhone 16 シリーズは、Apple Intelligenceアップル インテリジェンス(日本は2025年にロールアウト)の導入に伴い、特に Pro ではない無印の標準モデルのスペックに気合の入った底上げがされており、かつデザインもカラーラインナップも魅力的だったこともあり即決した。

ティールですよ、この色サイコー。

iPhone 16 “Teal”


通例では iPhone の無印モデルには Pro に比べて一世代前のアーキテクチャのチップが採用されてきており、例えば iPhone 15 Pro にその年の最新の A17 PRO チップが使われる一方で iPhone 15 には A16 チップという構成で明確にスペックの差が付けられていた。

ところが今年の iPhone 16 は Pro には A18 Pro チップが、無印にも A18 チップが採用され Pro と無印でスペック差は残しつつも、その差が縮まっている。iPhone 15 と比較すると 16 は実にチップが二世代進んだ形であり、スペックの底上げが大きい。

加えて搭載されているメモリも iPhone 15 Pro が 8GB • iPhone 15 が 6GB だったところ、iPhone 16 シリーズでは双方 8GB に統一されている。鳴物入りでデビューした「カメラコントロール」や、15シリーズでは Pro のみに搭載されていた「アクションボタン」についても、iPhone 16 シリーズでは差別化されることなくどちらも搭載される結果となった。

つまり、16シリーズは Pro と無印のスペックやハードウェアの差が過去最小に縮まったと言える。iPhone 16 は通例であれば iPhone 17 であったかも知れないスペックを備えてしまっておりお得感が高い。これも、すべては動作に一定以上のスペックを必要とする Apple Intelligenceアップル インテリジェンス のためだ。

というわけで今年は無印モデルが買いだと強く感じたし、デザイン面でもカメラバンプが iPhone X 以来の縦並びのすっきりとした佇まいに回帰し、醜悪な Pro を圧倒していると言わざるを得ない。カラーバリエーションはポップ・・・だが実際に目にしてみるとティール・ウルトラマリン・ピンクとも派手すぎず落ち着きのある絶妙な色味に調整されており、良いラインナップに感じた。


カメラバンプの厚み(突出ぶり)は引き続き気になるものの、色素をガラスに融合させたインフューズドガラスによる背面パネルは非常に美しく、磨りガラス加工された面とカメラバンプ部分の透明感ある加工とのコントラストがきれいだなと感じる。普段ケースをあまり利用しないので、背面パネルのほぼ全面が磨りガラスとなったことで指紋が目立ちにくくなったことも気に入った点だ。

すっきりとした縦並びに回帰した iPhone 16 のカメラバンプ。
カメラバンプの出っ張りは引き続き気になるが、カメラの高スペック化が既定路線のため今後も避けられそうにない。


ケースは着けない

ケースは今回も着けないことを選択した。ケースを着けたらせっかくの美しいカラーリングもデザインも何も台無しではないか、というマインドなので気にしない。

メインバンクにしている住信SBIネット銀行のプラチナデビットカードを契約しているのだが、実は自動付帯でかなり水準の高いモバイル端末保険が付随し、スマートフォンに限らずタブレット/パソコン/スマートウォッチや Nintendo Switch 等のポータブルゲーム機に至るまで最大10万円までの補償をしてもらえる。年1回までという縛りやそのほかにも細かな条件はあるが、そもそも年1回壊すか・壊さないか程度の頻度のため個人的には充分すぎる保険だと思う。

iPhone で最高のケースは AppleCare+ であることは言うまでもないが、広範囲なモバイル端末保険に加えて MasterCard としてのプラチナサービスや Priority Passまで付随して AppleCare+ よりも安い住信SBIネット銀行のプラチナデビットカード、これはかなりお勧めだ。物理的なケースは着けないが、保険という名の心強いケースを着けているとも言える。


しかしディスプレイは守るぜ

とは言え、毎日欠かさず眺めることになるディスプレイが傷つくと流石にテンションは下がる。がっつり割れてしまった場合には上述のモバイル端末保険を利用すれば良い話なのだが、ディスプレイに細かい傷は無いに超したことは無く、デザインを妨げないこともありガラスフィルムについては着ける主義。

今回も NIMASO のガラスフィルムを選択し、初めて「バリ楽Box」を購入した。フィルムを引っ張るだけでホコリの混入なく簡単に装着できる上、品質も高く2枚入りというコストパフォーマンスも良い。


私は着けないが、ケースを着けた場合にも干渉しないであろうディスプレイギリギリのきわまで守ってくれるサイズ感で、ガラスフィルムを着けていますというあからさまな存在感が無いのが気に入っている。アマゾンに粗雑な中国製品は多いが、経験したなかで NIMASO のクオリティには信頼感がある。



スピーカー部分まで保護する気の利いたカットで、かつ目を凝らして見るとこの部分だけメッシュ加工されている丁寧な作り込みがされている。


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例年と異なり、iPhone 16 シリーズには iPhone の使い勝手に大きな変革をもたらす Apple Intelligenceアップル インテリジェンス というかつてない非常に大きなアップデートが控えている。米国では予想よりも早いロールアウトが計画されているといい、日本における展開も早めていただくことを大いに期待したいところ。春ぐらいにはロールアウトされていると良いなぁ。。


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Takehiko Ono
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