2024年3月22日、第82日目。
午前中時間が取れたので、散歩がてらホテルから国立中正紀念堂までそぞろ歩きした。
比較的低層の建物だが、それにしてはサイズ感の大きな看板たちが俺が俺がと激しく主張してくる。
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中正紀念堂
辿りついた中正紀念堂の広大な敷地には、本堂のほかに入り口の大門や国立劇場・国立音楽堂の兄弟建築が向かうように建てられており、これらもかなり立派だがやはり本堂のスケール感がすごい。
感覚的にはインドのタージ・マハルを思い出させる大きさと「白」。
堂内は蒋介石総統にまつわる博物館やカフェ、郵便局を備えるが、展示室もありちょうど「哆啦A夢」展が開催されていた。
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龍山寺と西門町地区
地元民に愛される「龍山寺」とその周辺の西門町地区はお年寄りの数が多く、大雑把すぎる例えかもしれないが東京の浅草に通じる雰囲気を感じる。
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豆花
歩き回って疲れるとカフェでひと休み、が普通だが台北にいると珈琲を飲むよりも豆花を食いたくなる。滞在中何杯食ったか分からないが、もはや水分補給の代わりに飲んでいた。
多くの豆花屋を訪れたが、特に美味かったなと記憶に残っているのが行天宮駅から近い「清香豆花」店。
観光客向けの店ではなくザ・ローカルな素朴な豆花屋だが、甘さが控えめですっきりしていて、豆花の食感もちょうどよく何杯でもいけてしまう好みの味だった。「綜合豆花」を選べばトッピングを3種選ぶことができる。粉圓・綠豆・黒タピオカをショウケースから指差して選択。
「四平陽光豆花冰店」もホテルから近かったこともあり何度かお世話に。
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金峰魯肉飯
台北のレストランでは魯肉飯の量を選べることが多く、「小」を選べばお茶碗に一杯くらいのサイズで小腹を満たす程度の量を気軽に食べられる。晩御飯にもできるし、おやつにも最適。
中正紀念堂駅近くにある「金峰魯肉飯」は地元でも高評価を得ているらしく納得の味で、あっと言う間に一杯いけてしまったので、他にもメニューがあるにもかかわらずおかわりの注文をしてしまったほど。周囲の地元の人々もほとんどが魯肉飯を注文していた。
注文はスマホの多言語メニューから日本語で落ち着いてすることが出来て安心。
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遼寧街夜市
こじんまりとしているが、周囲に魚屋が多く海鮮料理に力が入った夜市。屋台というよりも個人店の長屋的な雰囲気で、小さいながらもテーブル席に座って落ち着いた食事ができる。