もういちど、手書きをはじめる
読むことに関してはまだ大丈夫だがあまりに文字を書かなさすぎてつい先日は「洗濯」の字がスラッと出てこないことに愕然とし、10年以上持つことのなかった手帳生活を始めることにした。
ここ最近手書きで書いた文字はといえば、自分の名前や住所・電話番号くらいの文章とは言えない記号的なものばかりで、この先もそれで本当に良いのだろうかという憂いを感じていたのがそもそもの発端だ。
物欲の魔人である私からすると、持つからには多少は手帳自体にもこだわりたいということで、書店の文房具コーナーで以前から気になっていたトラベラーズノートのパスポートサイズ版をそそくさと購入してきた。
所謂システム手帳な風情の品なのでスケジュール帳としては機能しなくなっても(弱気)、リフィルを差し替えることで日記帳なり他の何かとしては使えるし、革素材のカバーの経年変化の楽しみ方もある。
とはいえ Google カレンダーや「メモ」アプリの Mac • iPhone のクラウド連携の便利さから離れることなど出来る筈もないので、それらに入力した内容は手帳にも書いていくという使い方をしていくつもりで、そのうちに Mac や iPhone では負えない役割も徐々に見つかっていくだろうと願っている。
だいたい。Mac と iPhone が水没して機能しなくなったら、記憶喪失の男よりも役に立たない男になってしまうという自信があるので、とりあえず自分のパスポートナンバーやたいせつな人の連絡先から書き始めた。
(紛失は怖いのでカード型トラッカーはきちんと仕込んでおくことにする。)
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