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【計画無痛分娩】出産当日レポ

2023/5/1、無痛分娩にて第二子を出産しました!

第一子のときは自然分娩だったこともあり、無痛分娩のありがたさを強く感じたので、産後ハイの勢いのままにnoteにまとめました。

出産後に短時間で書いたので、乱筆ご容赦ください。また「このあたりはどうだった?」と思うことがあればぜひTwitterでコメントください。

※無痛分娩の進め方や実際の出産の進み方、痛みについては病院差・個人差があります。
※2023/06/02:出産後の経過を追記しました。

無痛分娩の流れ

  1. 出産予定日・入院日決定

    • 初産婦の場合は35週あたりで決定

    • 経産婦は32週くらいに決められました

  2. 入院日まで普通に妊婦健診を受診

  3. 出産予定日前日に入院

  4. 出産

出産前日(入院日)

指定された時間に入院グッズを持っていざ出陣!

入院日のスケジュールと様子

  1. 胎児心拍・お腹の張りのモニタリング①

    • 30分〜1時間くらい

  2. 診察

    • 子宮口の開きの状況確認。私は1.5㌢程度であまり開いてなかったので、広げる処置をしてもらいました(3㌢くらい開いていると良いらしい)

  3. モニタリング②

  4. 夕食

    • 出産当日は朝から水分しかとれないので最後の晩餐

    • 入院日の夜までは食事制限はないので、好きな飲み物やお菓子とかを持っていくのも!

  5. モニタリング③

    • 子宮口を広げる処置をしたからか、お腹の張りが頻繁&胎動も激しかったので、1時間弱の予定が2時間くらいやりました

  6. 就寝

    • 明日の出産の不安感と前駆陣痛であまり眠れず…

  7. 胎児の心拍確認

    • 通常はないですが、私の場合はモニタリング③のときに結局落ち着かずだったので、夜中の落ちいているタイミングで再度心拍確認をされました

入院日の心境

  • 個室が想像以上に快適で嬉しい!(第一子のときは4人部屋だったので。集団部屋は違う良さがありましたが)

  • 子宮口を広げる処置をしたせいか、お腹が張る回数が増えた&痛みも強くなってきて不安な夜でした

  • 無痛分娩の流れは理解しているものの、当日どうなるかなあ、大丈夫かなあという緊張感も

  • でもいつ陣痛がきても助産師さんがすぐ呼べる環境にいる安心感は大きかったです!

出産当日

さあいよいよ本番!
当日は朝からOS-1・水・お茶しか摂取できませんでしたが、緊張からか食欲はありませんでした…😳

当日のスケジュールと様子

※痛みレベルは、自然分娩時のMaxの痛みを10として記載しています

  1. 胎児心拍・お腹の張り確認

  2. 診察

    • 昨日の子宮口広げるための管?を取り出して子宮口の開きを確認。無事に3㌢開いていてクリア!

    • 内診グリグリ(痛かった…涙)

  3. 陣痛促進剤と点滴開始

    • 陣痛促進剤を入れて約1時間様子見。麻酔を入れると痛みが分かりにくくなるので、陣痛の波が安定するまで待つ

    • 陣痛間隔約3-5分、痛みレベルは4程度(重い生理痛くらい、じっとしていれば耐えられる)

  4. 硬膜外麻酔開始

    • 局所麻酔をしてからチューブを入れて硬膜外麻酔をいれていきます

    • 局所麻酔は歯医者さんの麻酔くらいの痛さ

    • 局所麻酔のおかげで、その後の処置は違和感はあれど痛みはなし

    • 麻酔が効くまでの約30分が痛みのピーク!痛みレベル5(叫ぶほどではないけど、痛みで顔を歪めてしまうくらい。周囲との会話は可能)。この時、仰向けでいないといけないのがさらに辛かった…

    • 麻酔が効いた後は、痛みレベルが2くらいに!(痛いなあと思う程度、スマホいじる余裕あり)

  5. 人工破水

    • お産が進むように破水させる

    • 麻酔が効いているので処置は痛みなし

    • 破水後はお産が進むので痛みがまた強く!痛みレベル4~5程度になり麻酔追加→痛みレベル3(体をフリーズさせなくても耐えられるくらい)に

  6. 定期的に診察&処置

    • 定期的に担当医や助産師さんの診察が入り、必要な処置をしていきます

    • 私は子宮口を柔らかくする薬を打ちました

    • 痛みレベルは引き続き3

  7. 出産に向けての準備

    • 赤ちゃんが下がってきたので、分娩に向けて骨の痛みをとるために違う種類の麻酔を追加してもらいました。痛みがさらに和らぎ、痛みレベルは2程度に!

    • 痛みがないのでお産がどれくらい進んでいるかは言われないと分からない

  8. 出産

    • 助産師さんの指示の下、陣痛がきたタイミングでいきんで無事に出産!

    • 赤ちゃんが産道を通る時も痛みはなし!通っている感覚すらなかった…

所要時間

  • 陣痛促進剤を使って本格的に陣痛が始まってから約4時間半で出産。助産師さんに聞いたところ、スピード出産だったみたいです!

  • 内訳 (※時間はだいたいです&ものすごく個人差あり)

    • 陣痛促進剤開始〜麻酔開始まで:1時間

    • 麻酔が効き出すまで:30分

    • 人工破水〜子宮口が開ききるまで:1時間半

    • 子宮口全開〜出産:1時間

活躍したものたち

OS-1
→味が苦手でなければ!水やお茶もOKでしたが、吸収が良い気がしました。多めに持っていくのが◎、私は3本飲み切りました

ペットボトルにつけられるストロー
→寝ながら水分補給するのに必須!寝たまま飲めるものがベスト!

安心できるコンテンツ(動画など)
→特に破水〜子宮口全開までは時間がかかる&麻酔のおかげで痛みは少ないので、リラックスして過ごせるコンテンツを用意しておくと◎

コンタクト
→だいたいその日のうちに産まれるので、朝からコンタクトにしておいて正解でした!
お産の時に邪魔にならない&産後に赤ちゃんの顔がすぐに見られたのがよかったです

出産後1ヶ月の経過(2023/06/01追記)

  • 麻酔が切れた後〜入院中は、後陣痛と会陰切開による痛みがあり痛み止めを服用していましたが、その後順調に回復

  • 麻酔の副作用で熱が出る方もいるようですが、私は幸い元気でした。また出産で体力温存できたおかげか、入院中は第一子の時よりも元気に過ごすことができた気がします

  • ただ、当たり前ですが、無痛分娩であっても身体はダメージを受けているので油断と無理は禁物!産褥期はゆっくり過ごしましょう!

体験してみて感じた無痛分娩メリデメ

メリット

  • とにかく出産時の痛みが少ない!!!!
    →これに尽きる!私は一人目で自然分娩も経験しているので、さらに痛みがないように感じました。叫ぶこともテニスボールを使うこともなく、重い生理痛くらいの痛みがMAX値で出産できました

  • 産後の回復が早い
    →産後すぐにこのnoteを書けるくらいには余裕がありました!自然分娩の時は疲れ果てて当日は全く他のことはできなかったので雲泥の差です…!

デメリット

  • 入院日まで自然に破水や陣痛が起こらないかドキドキ
    →上の子の世話もあったので大人しく過ごすことができず、入院日までもつかヒヤヒヤしました

  • 病院ごとの無痛分娩の条件を満たす必要がある
    →私の病院は自然に破水や陣痛が起きた場合もできる限り無痛分娩対応してくれるとのことでしたが土日祝は完全NGでした。病院によっては急な対応はできなかったり、逆に24時間対応できる所も

  • パートナーに出産の大変さが伝わりにくい
    →特に第一子で立ち合いの場合、パートナーに出産の大変さが伝わりにくいと思いました(陣痛中も普通に会話できてしまうので)。身体の負担は自然分娩より少ないとはいえダメージはありますし、回復期間は絶対必要なので、そのあたりを理解してもらうことは必要

最後に

私は第一子を自然分娩で出産しました。分娩時間は13時間と平均的なものでしたが、その痛みの記憶は強く、「もし二人目を産むなら絶対無痛にする!」と決めていました。

無痛分娩について「無痛だけど“無”痛じゃない」ということをよく聞きます。
実際に無痛分娩を経験をして、確かに全く痛みがないということはないものの、自然分娩を経験した身としては、最後まで落ち着いて会話しながらお産ができたなんて、出産を終えた今でも信じられません。

費用は自然分娩より高くなりますが、その以上のメリットがあると個人的には思いました!迷っている方にはぜひおすすめしたいです!

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