見出し画像

トルクメニスタンビザや出入国など

地獄の門を見るために
トルクメニスタンへ行ってきた。

ビザ情報

ウズベキスタンの旅行代理店を経由して申し込み。
トルクメニスタンでは
オワダン旅行代理店というところに
発注していたようなので、
直接こちらに頼んだほうが安かったと思う。
もっと先に知っていれば。

1泊2日テント泊で5人集まり450ドル。

ビザ招待状の申請のため
・パスポート(バーコードまでしっかり)
・顔写真(パスポートサイズ)
・申請書(卒業大学まで書かされる)
を提出。
450ドルは事前振込。

4週間ほどで招待状がメール添付されてきた。
申請は渡航の4週間前に締め切られるので、
決めたら早めにした方がいい。

トルクメニスタン入国


ダシャウズ(DASHOGUZ)から入国
・入国申請書1枚を記入(所持金記入、英語バージョンあり)
・招待状
・55ドル
・よく分からない賄賂? 10ドル追加
お金はすぐ横の銀行窓口へ。
65ドル+よく分からない1.5ドル
追加して請求される。
手数料??

一時間ほど待つとビザ発給。
入国審査は他に誰もいなかったけれど、
そのくらいかかった。

その後荷物チェック。
友達はかなりしっかり調べられていた。
私は荷物少なかったしほぼスルー。
所持金は特にチェックされなかった。

全部で1時間半くらい。
ようやく入った時「トルクメニスタンへようこそ」ととりあえず国境警備の人が言ってくれた。

ウズベキスタン国境からトルクメニスタン国境のゲート出るまでのパスポート7回くらいチェックされた記憶。

トルクメニスタン出国

・滞在登録証
・出国申請書(所持金記入)
・ガイド会社名やガイド名を聞かれる(トルクメニスタンではガイドを必ずつけなければいけない)ので、パンフレットを渡した

ガイドさんからもらった滞在登録証

出国申請書は間違いを二重線したら
書き直しさせられた。
ロシア語かトルクメニスタン語の書類のみ。
入国時の書類を写真とっておくといいかも。

荷物チェックも細かめ。
私はおおむねスルー。

『みわ』というのが係の人と同じ名前だったらしく、「みわはトルクメニスタンの名前。果物の意味だよ」と教えてくれた。
あと、顔もトルクメニスタン人の顔だと言われ、
少しなごんだ。

結局なんやかやで1時間ほどかかった。

「入国させたいわけじゃないけど、
あなたが来たがるから渋々入れてあげます」
という感じで、
不備があれば入国できなそうな空気だった。

年5万人しか入国受け入れてないそう。
ガイドさんは「わたしたちは鎖国してる」と
言っていた。

地獄の門について

地獄の門はオフロード車両でぶっ飛ばして
国境から7時間はかかった。
道路はかなりボコボコ。

ご飯はクニャウルゲンチの
バザールにあるお店や、
バーベキューや
ダシャウズのホテルなどで食べた。

可も無く不可もなく。
ツアーのご飯って感じ。

地獄の門の説明は
他のブログにゆずるとして、
柵もなにもなく、
地元の人が全く観光に来ていないところを見ると、
本当にどうでもいいんだなって感じ。
たぶん、地獄の門の存在を
トルクメニスタン人は
知らないのではないだろうか。

いたのは私たち5人と、
ドイツやイギリスの夫婦4~5人くらい。

誰にも邪魔されずに、
各自、自己責任で
好きな距離から燃える炎を眺めた。
時に風向き次第で熱風が来て熱かった。

トイレは青空トイレ。

夜は星が降るように輝いていた。

天気も良かったし、5月はいい選択だった。

トルクメニスタンについて

トルクメニスタンは5つの部族からできている。
カザフスタンやイランが混ざっているところや、
ウズベキスタンが混ざっているところや。
部族によって紋章があり、
国旗にもその5つの紋章がついている。
学校の制服も部族によって
違うようなことを言っていた。
ダシャウズでは女の子は緑の制服をたくさん見た。
男子は黒いスーツに黒ネクタイ。
小さい子も黒スーツでかっこいい。
服はロングスカートの民族衣装。
頭にはスカーフ。

結婚はほとんど親が決める。
20台前半が多いそう。

違う部族でも親が許せばよいけれど、
反対したらかけおちなんてこともあるらしい。
孫の顔見たら許してくれたり、
そのへんは日本と一緒だそうな。

年収は12~36万円くらい。

夏にあるメロン記念日が国民の祝日で、
歌や踊りやで盛り上がるらしい。
あと馬の日も国民の祝日。
ソ連がドイツに勝った日も戦勝記念日として残っているけど、独立記念日もあるらしい。

ほとんどイスラム教スンニ派。

ロシア語がよく通じる。

国の建物や大学が異常に
ピカピカしていて大きい。
いたるとこに大統領の肖像画。

大統領は好きとか嫌いとかではなく、
尊敬の対象。

北朝鮮と並んで、自由な報道ランキング最下位。

ゆたかな天然資源のおかげで
医療や教育が無料らしく、
あまり不満はなさそうだった。

Facebookやツイッターは使用不可。