wallstatへ書き出し可能な木造BIMツール
wallstatに書き出しができるツールが欲しいと思い、少し前につくり始めたものがある程度形になってきたので、有料記事という形で公開してみたいと思います。
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このころから少しづつ改良して来ているのですが、マニュアルにも書いたツールのコンセプトと目的を書いておきたいと思います。
ツールのコンセプト
このツールでは、木造の構造要素(柱、梁、筋交等、水平構面)同士の関係をスクリプトで扱えるようにすることを一つのコンセプトとしています。
そのため、各要素は、同じポイント(柱の中心かつ柱脚レベル)を基準点とし作図されるように設定しています。
ツールの目的
本ツールの目的はVectorworksをより便利にし、設計効率や検討の精度をあげることにあります。
・Vectorworksで検討しているものを直接wallstatにデータを渡せるようにしたかった。
・柱や筋交等の高さなどの形状が梁のレベルや梁せい、柱と梁の勝ち負けなどによって自動で決まるようにして、入力の手間を減らしたかった。
・N値計算などを、配置した要素から自動で計算できるようにしたかった。
といったことをできるようにしたかったのですが、そのためには、どうしてもある程度要素間の関係性を扱える状態にする必要がありました。
たとえば、wallstatに即時にデータを受け渡して検証することができれば、検証と調整のサイクルを繰り返すことが可能となり、設計の精度も、クライアントへの説得力も格段に上がると思います。
使うためには
下記よりダウンロードをしてご利用ください。
※有料にして、slackにて公開していましたが、slackのフリープラン制限に伴い、こちらの方で公開に切り替えました。
構造に関わる部分もありますが、自己責任の範囲でご利用ください。当方では責任を負いかねます。