「プロダクトマネージメント」の登場人物を分解してみた
「プロダクトマネージャーってどういう仕事なんですか?」と聞かれることが非常に多いので、「プロダクトマネージメント」に付随する要素を書き出してみました。
一口に語られがちな「体験」や「顧客価値」
よく、「ユーザーの体験をつくること」や「顧客価値を提供すること」とも言われると思います。
確かに、その通りだと思います。しかし、それを実現するためには多くのロールの人が関わっています。会社によって、そのロールが定義できていないことはよくあることです。そこで、その要素を書き出すと下記のようになるのかなと思います。
「事業」と「顧客」に分解し、誰がどうコミットメントすべきかを俯瞰してみる
採用をするめると、「誰が誰と重複している」などコスパの良し悪しが議論になることがある。
ここで起きていることの一つとして、「ロールを越境し過ぎたマネージメント」を多数見てきた。スタートアップの場合は代表者がプロダクトオーナーを兼任することが多く、その場合ほとんどのケースで「中途採用のプロダクトマネージャーに対する不満」が噴出している。
「何が、どうなれば成功か」という事業価値を定義することと、「顧客体験を提供することで、その価値を創造する」間には、利害関係者の調整や事業予算、チームマネジメントなど多くの要素が含まれており、一口で語ることは難しい。それ故、添付のスライドにあるように多くのロールが存在していると思います。私個人の推奨する体制としては、上記のスライドのような形で兼任できるとしても事業開発・事業企画くらいではないかなと考えます。