[野球][北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2022] 6/1 クリーンナップが打っても守備が乱れては台無し

 所用があり4回裏途中から観戦。昨日のお遊びスタメンとは打って変わって、現状ベストに近いメンバーで快勝です。昨日好投するも見殺しだった加藤は、決していい気分はしないでしょう。今日はクリーンナップで7安打3打点ですから、やはり打線の組み方は大事。昨日四番で3打数1安打だった上川畑は、今日は一番で4打数2安打。どんな打順でも対応して結果を出すのは大したものですが、やはり1,2番に置くのがいいんじゃないでしょうか。

 上原は前回登板では5回投げきることができず自滅に近い形で降板しましたが、今日は頑張りました。特に5回のピンチを凌ぎきったのは大きい。このままローテに入って、加藤上沢伊藤に続く先発4番手として定着してくれるとめちゃくちゃ大きい。上原は過去も1年に1〜2回ぐらいは先発でいい投球をするものの、それが続かず一年通して稼働できないという欠点を抱えていましたが、大学を出てドラフト1位で入団して7年目、そろそろ一本立ちして欲しいもの。

 今日の反省点はやはり7回裏の守備でしょう。投手はこの回から玉井。ところが先頭打者の遊ゴロを上川畑がファンブル。次の回から中島に交代になったのはおそらく懲罰交代ですね。守備には自信があるでしょうし、いくら新人とはいえ守備固めを送られたのは上川畑にとっても屈辱でしょう。これを糧にしてさらに成長してほしい。無死一塁になって続く打者も遊ゴロ。今度は上川畑も完璧にさばき、素早く二塁にトス。これを受けたアルカンタラがゲッツーを狙って一塁に送球するもワンバウンドの悪送球になって、結局一塁に走者が残ってしまう。そして続く打者の三塁ゴロを今度は野村が悪送球して、たちまち一死一二塁のピンチ。続く打者のレフト前に落ちそうな打球をダッシュしてきた淺間が地面スレスレでキャッチするスーパープレーがって二死になるも、続く堂林の打球が投手の足元を抜けセンター前に達して1点を返されてしまいます。つまりこの回だけで内野手のエラーが3つも出たわけで、ゴロピッチャーである玉井にとってはあまりに酷な状況。普通であれば三塁ゴロで何事もなく三者凡退だったはずですし、堂林のタイムリーも狙い通りのゴロで、玉井は何も悪くない。むしろそんな状況でよく1点に抑えて相手に流れを渡さなかったものだと思います。解説者はふだん人工芝の球場になれているだけに天然芝への対応が課題だと言ってましたが、もちろんプロであればそんな言い訳は通らない。それでも去年までのザル守備に比べればはるかにマシになってますが、まだまだ精進が必要ですね。


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