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トリュフバターが私の自粛生活を豊かにしてくれた件。



コロナウィルスが現れ、外に出れず自粛生活が必要になって数か月、
テイクアウトやお取り寄せを前よりも利用する頻度が増えたため、婦人画報でトリュフバターを買ってみたところ、私の心と生活(少なくとも私の朝ご飯)は前よりほんの少し豊かになった。
おかずにと手作りしたシチューやサラダなんて不要(むしろ邪魔)なくらい、トリュフバターとパンだけで超十分の大満足。

心を豊かにするものの一つに【ワンランク上を手にする事】があると思う。
いつもは1900円のTシャツだけれども、ボーナスが入ったから6900円のTシャツを買った。ドラッグストアコスメばかりを持っているけれど、ブランドのクリスマスコフレを買った。これだけでも心は豊かになる。
なので、いつものパンに少し高価なトリュフバター、是非ともお試しいただきたい!

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ゆたかさのためのFREE&EASY

さて、バターの話はここまでにして、真面目ぶった話でもしましょうかね。
緊急事態宣言が今日にも解除されるらしい。
待ってましたと飲みに行こうと予定をたくさん立てる人もいれば
解除されただけでコロナが収束したわけではない、解除されたかと言ってマスクもせず手洗いも忘れて騒がれると迷惑だと思う人もいるわけですが
東京都知事が【新しい日常】について話をしていた。

リモートワークになる人も増えた。宣言が解除され、前と全く同じ生活になるよりも、リモートで出来ることはそのままリモートで行ったりする新しい日常を推奨したい。(みたいなことだった)

私はこれに大賛成派だ。勿論、家には専業主婦の妻と小さな子供がいるからリモートなんてもう勘弁してくれという人もいるだろうし、リモートになったら保育園はどうなるの?リモートになったらサボる人もいるのに給料は同じだなんて不平等だ、オンとオフの切り替えが難しい、出勤途中の読書が唯一の息抜きだ、家にネット環境がない、探せば色々な問題点は当然出てくるだろうけれど、私たちはコロナによって【まぁ不便さもあるけれど家で仕事出来る人も実はかなりいるのかもしれない】という事を知れた。今までと形式が違うから受け入れがたい部分もあり、仕事をする=出社をする、これが当然であるから、そうじゃない働き方なんて…てゆうかリモートだるいから嫌だわ!普通に会社行きたい!と思うことも仕方がない。
だけれども、百合子様が言っていたように(都知事)これをきっかけに新しい日常へと一歩踏み出してもいいのではないかと思う。

私は基本的に、自分が日本人なのに「日本終わってる・・・」と言ったり
自分もその会社の一員なのに「このクソ会社まじ潰れろ・・・」と言うことに対して違和感があるのだけれども、事実とは異なるかもしれないイメージだが、
外国人のほうが家族とその時間を大切にして生きている
と思っている。

そんなんドラマの見過ぎだよ(笑)と言われるかもしれないが、海外のほうがバケーションと位置付けて何週間も夏休みがあったり、今日は娘の誕生日だから午後から休みをとってパーティの準備をするの、と堂々宣言をしたりするような気がしている。(あくまでもイメージ)
日本では実際、定時で帰宅することがモラルに反するとされている風潮があり、後輩が先輩より先に帰るなんてありえない、夏休みに有給をくっ付けて一週間休むなんてありえない、子供の誕生日で休むなんてありえない、奥さんが熱があるくらいで休むなんてありえない、ありえない、ありえないの、ありえない祭りなのだ。別にありえなくないのにね。

そんな時はFREE&EASYという言葉を思い出してほしい。私はこの言葉が大好きで、座右の銘や好きな言葉を誰かに聞かれることも、情熱大陸やアナザースカイに出演をすることはまずないが、もしそんな事が起きたら、好きな言葉が【FREE&EASY】ですね、とドヤ感を出して答えるだろう。
一見、アホらしく何も考えていないような言葉にも思えるが、自由に楽に柔軟性を持って大らかな心で知らないことや新しいことを受け入れていくと、もしかしたら今よりもワンランク上のゆたかな生活が手に入るかもしれない。入らなければまぁ仕方なかったわね、と諦めればいだけ。ただそれだけ。
家族との夏休みを10日間とっても別にいいし、息子の誕生日で休んだって別にいいじゃん。やることやってればさ。


あとは、当たり前ながら他者への思いやりを持つこと。
もうね、本当にこれだと思うわ。

ゆたかさとは、他社への思いやりから生まれる(これだわ!)

今回のコロナウィルス騒動でもそう。中にはずっと「大丈夫じゃない?」「若い人は死ななくない?」「自分たちはかからなそうじゃない?」と
それ自分の意志なのに確信もなく疑問形で投げかけるのおかしいでしょ…と思わずにはいられない人もいた。
結果、ウィルスにかからずにここまで来れたかもしれないが、心配で仕方がない人もいる。持病のある人、小さな子供がいる人、妊娠中の人、リモートワークが出来ず毎日1時間かけて出勤をしなくてはいけない人、心配性の人、家族が大病を患っている人、色々な人がいる。
言い方は悪いが、そんな人がいることも考えずによく「大丈夫じゃね?」なんて言えるもんだわね、と思っている。考えてなくはないと言われるかもしれないが、安易にそんな思いやりのない言葉を発するという事は、考えてないのとほぼ同じなのだ。

コロナウィルスが現れる前から、私は具合がよくないのに飲みの場に来る友人に激しく嫌悪感を抱いていた。
ゴホゴホ咳をしてまで酒を飲みにくる必要はあるのか?ただの寂しがりやの迷惑人間じゃないか。これも他者への思いやりの無さが顕著だ。
「ただの風邪だし先週は熱があったけどもう平気。ゴホゴホ…ビール美味しいな、ゴクゴク…」と自分は楽しいかもしれないが、目の前の友人は明後日に大切な商談があるかもしれない、リスケ出来ない予定があるかもしれない、そんな大袈裟な事情でなくても、風邪を移して辛い思いをさせたら申し訳ない。こうゆう小さな思いやりを持てないのだろうか。

相手を想って行動をする。
されて嫌なことはしない。
自分は嫌じゃないけど、相手は嫌かもしれないという想像力。

そんな些細なことが少しずつ広がっていくと、私たちの生活は
今より少し楽しくゆたかになっていくのではないだろうか。
難しいことではない。

思いやりとFREE&EASY

あとは、トリュフバターがあれば。


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