夫が家事を行う家庭は夫婦円満!?夫婦仲の良さは「協力」がキーワード
結婚当初は仲が良かった夫婦も、結婚年数が長くなるにつれて不満の方が増えていくことも…夫に対してなぜ不満を持つようになるのか、それらをどうやって解消しているのか、仲の良い夫婦関係を維持・継続する方法とは?
<調査概要>
調査方法 インターネット調査
対象者 全国 既婚女性20〜60代で、配偶者と同居している方
調査期間 2022年4月22日〜25日
有効回答数 2,869ss
調査機関 株式会社オノフ
夫婦仲について
<子育てを経ると夫婦仲に変化が>
夫婦仲について、全体で「50点(どちらともいえない)」が20.3%と最も多いものの、約半数は70点以上と回答しており、全体の平均点数は66.2点となっています。
結婚年数別では、年数が長くなるにつれて点数は低くなる傾向に。また、同居家族について【夫のみ】と【夫+子供】とで比べると、結婚年数は同じでも子どもがいる家庭の方が点数は低くなっており、子育てを経る中で夫婦仲が悪くなってしまう人が多いことがうかがえます。
夫に対して不満に感じる事
<自分中心の行動が夫婦仲に影響>
夫に対しての不満は、「自分中心の行動・考えが多い」が22.3%と最も高く、次いで「家事に協力的でない」「お金の管理・使い方」(18.3%)と続いています。前項の<子育てを経ると夫婦仲に変化が起こる>という調査結果からも、子供が生まれても自分中心の行動や考えが多い夫と、子供中心になる妻との間に考え方のギャップが生まれることが夫婦仲にも影響を及ぼしているのかもしれません。
不満を感じた際の対応・行動
<諦めや我慢により不満を夫に伝えなくなることが、
価値観の溝が広がる原因に?>
満を感じた際の対応・行動について、全体では「期待するのをやめる」が42.1%と最も高く、次いで「我慢する」(34.1%)、「怒りはしないが夫に直接言う」(23.8%)と続いています。
結婚年数別では、年数が長くなるにつれて「期待するのをやめる」「我慢する」が高くなっており、夫に対して諦めてくることがうかがえます。
結婚年数が浅い人は、夫に対し「怒らず直接言う」「気づいて欲しいアピールをする」が結婚年数長い人と比べて高くなっています。また、「友人や知人に相談する・愚痴る」「SNSに不満を書き込む」といった別の場所で不満を吐き出していることもうかがえます。
夫の家事実施状況
<家事を自発的に行う夫だと、夫婦仲が良い傾向に>
夫の家事実施状況について、「夫はおこなってない」が31.3%と最も多く、次いで「自分(妻)がお願いしておこなってくれる」が26.3%でした。
結婚年数が10年未満の人は「2人で話し合って分担している」が10年以上の人と比べて高くなっています。また、3年未満の人は「夫は自発的におこなってくれる」の割合が最も高くなっています。
片働きの家庭や亭主関白派の家庭は、「夫はおこなっていない」割合が高くなっています。
夫婦仲別では、0~30点の人は「夫はおこなっていない」が64.2%と半数を超えて圧倒的に高くなっています。反対に、夫婦仲の点数が高くなるにつれて「夫は自発的におこなってくれる」と回答した割合が高くなっています。
夫の家事実施状況
<育児を自発的に行う夫だと、夫婦仲が良い傾向に>
夫の育児実施状況について、「自分がお願いしておこなってくれる」が33.3%最も高く、次いで「夫は自発的におこなってくれる」が27.9%でした。
共働きの人は「2人で話し合って分担をしている」が片働きより高く、片働きの人は「自分がお願いしておこなっている」が共働きより高くなっています。
夫婦パワーバランス別では、夫婦対等派の人は「自発的におこなってくれる」と回答している割合が高く、反対に亭主関白派の人は低くなっています。
夫婦仲別では育児においても、0~30点の人は「夫はおこなっていない」と回答した割合が高くなっています。40~60点の人は「自分がお願いしておこなってくれる」、70~100点の人は「夫は自発的におこなってくれる」と回答している割合が最も多くなっています。
調査資料のダウンロード
今回の調査では、結婚生活後に起こる様々出来事について、お互いに協力して行っている夫婦は、結婚年数が経っても良好な関係を築けていることが分かりました。
そのほか夫とのコミュニケーションの実態や夫婦間でのパワーバランスなどの調査結果も掲載した資料をお求めの方は以下のリンクよりダウンロードいただけます。
既婚女性のインサイトの把握にお役立てください。
https://www.onoff.ne.jp/forms/corporate/joshinokimochi-doc-ottofuman_202204.html
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