コーヒー豆の種類。
コーヒー豆の種類ってご存知ですか??
コーヒー豆はアカネ科の植物「コーヒーノキ」の種子です。
こちらは今年の1月にUCCコーヒーアカデミーに行ってコーヒーの初歩的な淹れ方を教えていただいた時に許可をいただいて撮影させていただいたコーヒーノキ。↓
UCCコーヒーアカデミー内には立派な大きさにそだったコーヒーノキが観葉植物として置いてあります。
この赤い実が熟したさくらんぼに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれています。
この実の中に2粒の種子ができます。これがコーヒー豆になるのです。
コーヒーノキは世界中に細かく見ていくと40種類ぐらいあって熱帯を中心に生育している植物です。
この中でコーヒー豆として収穫できるのが、
・アラビカ種
・ロブスタ種
・リベリカ種
の3種類です。高地にはアラビカ種、低地にはロブスタ種が多いなんて言われていますが、世界に流通している豆の65%がアラビカ種、35%がロブスタ種、リベリカ種は1%にも満たないそうなのでかなり貴重な種ですね。
ということは、私達が普段口にしているのはアラビカ種がほとんど。
アラビカ種は風味や香りがとてもいいのですが病害虫に弱いため品種改良を重ねられてきています。
ブルーマウンテン、キリマンジェロ、モカ、ハワイ・コナなど聞いたことがあるコーヒー豆の名前、これらもみんなアラビカ種です。
じゃあロブスタ種って飲んだことないの?って思うかもしれませんが、ロブスタ種は「ロブ臭」という独特の香りがあります。苦味もあるのでストレートコーヒーとしてはあまり飲まれることはありません。取引価格も安いため、主にインスタントコーヒーなどに使われることが多いのです。
リベリカ種なんて幻のコーヒーかと思いきや、なぜそんなに市場に出回らないのかというと病害虫に弱くて育ちにくく、コーヒー豆自体もおいしくないから商品化されないだけらしいですよ。
だからコーヒー沼は広くて深い。
InstagramやTwitterを拝見していると、男性の方がコーヒーの種類や焙煎や淹れ方など細かくこだわっていてより深く追求していらっしゃるようなイメージがあります。女性もコーヒー好きな方はたくさんいるし、ハマって追求している方は多いには多いのですが男女でコーヒーのハマり度に温度差があるような気がするのは私だけかな…??
私の場合はおやつの時間をより充実させるためにコーヒー豆について座学の勉強で学びました。
コーヒー豆を自分で選んで買う時も知識はないよりあった方が選ぶ楽しみが増えるから、です。