きみと清澄白河、お花見さんぽ
「ねえ、やっぱピクニックやめて清澄白河にいかない?」
彼女からメッセージを受信したのは午後から遊ぶ約束をしていた当日の昼前だった。
満開の桜が咲き誇る代々木や、休日の人混みでせわしない渋谷近辺に辟易していたわたしはコンマ1秒でその誘いを快諾した。
結論から言おう、
わたしたちの選択は大正解だったのだ。
■ Museum of Contemporary
例のごとく「14時あたりを目安に…」なんてゆるりと集まるのがわたしたちのペース。今回、わたしより早く着いた彼女は現代美