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さくっと書いて次に行くのがちょうどいいはず。夕暮れ前からアクティングリールの撮影。正味10分の世界観なのに、途中で日が暮れてしまい、物語としては微妙に破綻してしまった。逆に夜の灯りでいい表情も撮れたので、よしとしようかな……。力試しとおもったけど、ぜんぜん未熟だった。

NEW三脚。

2万円もしないぜんぜんお手頃価格のものだけど、使いやすくて、ようやくカメラと向き合えそうな感覚。よくわからないけど使えるのもすごいことだけど。

公園。『亀の失踪』でもいた、ちびっこと出会う。(6月に撮影した、新作。)小学2年生くらい。お、と思ったら向こうも覚えていて、「知ってる人だよ」と友人らに吹聴される。地面に置いていたレンズに(キャップはしていたけど)水鉄砲の水滴がかかって「あ、こら!だめだよ!」と注意もした。おいていたのは、私も悪い。だけど、それをみていた少年の友人が、「いーけないんだ」と元気よくはやし立てていた。あの少年たちの瞳、純粋さがすごい。
気まずそうな彼の瞳に、あ、と声が出そうになる。「ごめんね」とあとでいう。
せっかくの機会。2度目なので名乗りをあげたが、その苗字は転任した保健の先生と同じ苗字だよ、と横道にそれ、意図してかたまたまか妙にはぐらかされて聞けずのまま終わった。

ちなみに。その少年いわく、友人のNくんはすでに『亀の失踪』をみたらしく、俺らがしっかりうつっていたからとても恥ずかしい、というのである。

まだ編集中のそれを小学生たちはみているのだろうか。帰宅して夫に話すと、そうか、見れるんだ、笑っていた。やっぱり何も知らないはずの小学生から「亀の失踪みたよ!」って言われるのすごいな、って私も笑う。

結果的に撤収は19時。予定より1時間遅れる。ラストカットは「暗い!」とさすがに私も観念して笑っていた。スタートが私の仕事の都合で遅くなったのがよくなかったとは思う。でもたまには(他人を巻き込んで)カメラマンチャレンジしたい。練習しかない。

その後、俳優さんともんじゃとお好み焼き、企画発案のYさんと、同じ俳優学校に通うIさんとMさん。Mさんには「ZOOM F3」で録音お願いしていた。Iさんが、鉄板担当してくれて、これまでの経緯などの話を聞きながら。どうやら当のYさんが進級するかのどうか瀬戸際らしく、その指摘がどう届くか、理解できるか、表現できるか、その差は大きい。レベルが高い話である。

帰り際Mさんから、ポートフォリオ用の写真撮影何がいいか迷っているという雑談。難しいけど、どういう人物か、サイズ感とか雰囲気とかイメージが伝われば見てる方はありがたい……という話を思い付くままにしながら、最終的に就活生やキレイ系OLの格好をしてみたらと、なんだが薄い話に着地してしまう。

とりあえずの編集へ。

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Hikari Onodera| 小野寺ひかり
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