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自主映画の現場に1日だけスタッフ。国内外のチームで組むというか日本語が共通語のなかカメラマンが英語メインで監督とのディスカッションがたびたび英語。

何を仮説として立てたかというと、たぶんだけど、日本人の現場がいかにギャップというか世間ずれしているというか、いけてない教えのなかで純粋培養されてしまってんだなってことだった。

とにかく助監督のスタッフが偉そうで、指示がとんちんかんだった。おれのせいじゃない、基本は監督のせいだっていいたそうだったのが、本当に日本人らしくて、いやになった。

言った現場の監督は、以前から少し知っていて決して準備万態っていうタイプではないし、2日目だけ参加したタイミングで時間は押しているのだけどそれにたいして初対面の挨拶そこそこに「やっぱり外人だからな」とさくっと言っていたのにそれをサポートするのが助監督では…?と空を仰ぎ見る。

ネットで応募してプリプロから参加してるというけど、初対面の相手になんてひどい愚痴だろう。その連れてきた知人というのもそれなりで、英語にアレルギーはなさそうだったが…出し惜しみそこそこに指示待ちだと思ったのに、急にアレコレやらないといけないのか焦ったように、大きい声であれこれいうんだけど、カット割りや現場の指示だし、スケジュール管理もしてないのに、一事が万事だれかを大声で指示を続けていた。そのタブレットで時間配分みるかしたら?テレビっぽいなあって勝手に思案する。

私に対しても、ヘアメイクに対しても、女優に対しても、監督に対しても、誰に対しても、上から目線。お湯を沸かせばコーヒーがのめるって監督が朝、ふるまおうというのに、キッチンは撮影で使うから入らないで、ってキッチンの撮影は午後以降だった。(もちろん、わたしやカメラマンや監督たちは、さくっとコーヒーいれて飲んだけど)

あのさあ…っていうことの連続で。あなたの現場の地位がひくいのは、あなたが仕事ができないのに偉そうに振舞ったからだよ、って内心のとても怒りに燃えていた。

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Hikari Onodera| 小野寺ひかり
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