自己理解プログラムの感想
本記事の趣旨
本記事の目的は、2つある。1つ目は、僕自身が、株式会社ジコリカイが提供する「自己理解プログラム」を受講しため、受講完了後の感想を残すこと。2つ目は、noteへの投稿が初めてなので、そのテストである。そのため、今後の投稿予定の内容から反れると思われる。
自己理解プログラム
まず、「自己理解プログラム」とは、自分自身への理解を深め、自分が本当にやるたいことを探すためのコーチングサービスである。
「価値観」「得意なこと」「好きなこと」の3つの視点から、自分のやりたいことを100日間かけて探す(仮説を作る)という内容になっている。
自己理解プログラム100日間終わっての心境
結論から言うと、100日が終わっても、「本当にやりたいこと」の更に良い最善仮説が立てられるのではないかと思っている。
これの原因は、2つほどある。1つ目は、ストレングスファインダーの資質の内の1つである「最上思考」が、僕自身の資質の上位にあること。
2つ目は、単純にモチベーションの低下である。自己理解プログラムを進めていくと、自分の得意を把握することで、現職では得意が活かせていないことへ気づくことで、今すぐに転職したいと思ってしまう。
そして、これもまた自分自身の上位資質である「着想」が働き、多くのアイデアが出るが、それを収束されるのが大変であり、モチベーションが低下した。自分の得意が活かせていない現状と自身の苦手と向き合う形になるので、結果的にモチベーションが下がり、仮説の内省に少々不完全燃焼が残る結果となった。
自己理解プログラムで得た学び
ほぼ心境の続きにはなるが、自己理解プログラムを通して知った、自分自身の特性について触れておく。
まず、自分が自己理解プログラムに申し込んだ理由としては、自分1人でも進められそうだったが、自分の考えた内容について客観的な視点がほしいと思ったからである。この目的に対しては、申し込んで正解だったと心底思う。まず、専任コーチがコーチングしてくれるため、客観的な視点を入れるという意味では、申し込んだ時点でほぼ達せられた。ただ、申し込んで本当に良かったと思ったのは、プログラムを進めていく中で、自分の特性に気づいたタイミングだった。その特性というのは、自分のアイデアが発散するときや、思考が深化するときは、人との会話の中で発揮される能力であることで、それに気づいたタイミングで、本当に申し込んで良かったと思った。自分のストレングスファインダーの最上位特性である「着想」や上位資質である「最上思考」「未来志向」「内省化」が発揮されるトリガーが、人との会話であるらしい。なので、1人で行う作業に面白みやモチベーションが上がらないのは、過去の経験からも納得感がある。そう考えると、もう少しコーチングの時間や回数が多ければ嬉しかったなとも思う。話が少し脱線したが、この自分の特性と、コーチによる適切な質問により、自分の内側にある感情や思考を引き出すことができたので、自己理解プログラムに申し込んで、本当に良かったと思う。
自己理解プログラムに向かない人
ここまで「自己理解プログラム」についてポジティブな要素に多く触れてきたが、最後にネガティブな要素について触れておく。
注意点としては、決して万人に勧められるプログラムではないと思う。「自己理解」という分野に関しては、全人類が学んだほうが良いと思うが、自己理解プログラムは別だと思っている。自己理解をするためには、当然、自分の中の感情と思考を引き出す必要があり、自分と向き合うことが絶対的に必要なる。なので、過去のトラウマを自分の中で消化できていない人や思考することが苦手で、その苦手に向き合う覚悟のようなものがないと受講をするべきではないと思う。もちろん、専任コーチのコーチングにより、答えらしきものに辿り着くことは可能だと思うが、それが本当に最善の仮説なのか?と常に疑問に思うことが求められると思う。また、コーチからされる質問も、中々にヘビーな内容だったと思う。自分は、思考し続ける体力がある方だと思うし、思考をするのが好きな方だけど、それでも内容がヘビーだったと思う。
それは、転職活動をする中で、エージェントからされる質問に対して、事実ベースの回答や当時の思考プロセスを聞かれることと比較すると、より質問内容の重さの違いを感じる。
やりたこと宣言
本当にやりたいこと・ビジョン・実現手段
本当にやりたいこと
『EQの知識で、エモーショナルを考慮した本質的な価値を追求し、共有する』
自己理解プログラムでは、最初に価値観について検討を行い、価値観ピラミッドを作成する。自分の価値観ピラミッドの上から2番目にあるのが「理想」となっており、「理想」とは、「自分や人、モノ、コトのありたい姿(自信を持てる自分)を目指し、成長や挑戦、思考を張り巡らせ続ける状態』と定義している。本当にやりたいことの「共有する」という部分は、一般的な「共有」とは少し解釈が異なる。価値観ピラミッドの「理想」と繋がる部分ではあるが、「ただ、教える」ではなく、仲間(周囲)と理想を一緒に追うための「共有」と、自分の中では結論付けている。
ビジョン
『すべての人が自分の個性を発揮して、人生や未来にワクワクし、お互いの個性を認めあう世界』
自分の価値観ピラミッドの頂点にあるのが、「貢献」となっており、「貢献」とは、「自分の思考や知識、アイデアで可能性を見出し、周囲に価値を提供し続ける状態」と、自身で定義している。ここで言う「周囲」というのは、社会や顧客となる相手にも貢献をしていきたいと思っているが、どちらかと言うと、自分の仲間への貢献という意味合いが強い。ビジョンとの関係性を考えると、「自分の周囲の人間が、個性を発揮できる環境を作ることで貢献していきたい」と繋がると思っている。
そのためには、最終的に自分自身でチームビルディングが行える状態にならないといけないと妄想を膨らませ、その上で何が必要なのかと、更に妄想に耽っている。
実現手段
『ユーザーのエモーショナルにフォーカスしたUXデザイナーなる』
現状の最善仮説としては、ここから大きく変わることはないと思える手段に落とし込めたという実感はある。しかしながら、UXデザイナー部分は、今後検討の余地を残している。これは、ユーザーの感情にフォーカスしたエクスペリエンス設計をしたという文脈で、UXデザイナーを出しているが、決して一般的なレイアウトを考えるデザイナーになりたい訳ではない。
また、エクスペリエンス設計に関する職種の調査が、受講段階で深く検討できなかったため、変更になる可能性が大きい。
ちなみに、今は、BXデザイナーやエクスペリエンスデザイナーという職種が近いように感じている。
やりたいことを実現するための計画
今日やり遂げたい3つのこと(2024/7/9)
モチベーショングラフから、過去の職務経歴から箇条書きで出来事を洗い出す(完全結果ではない)✅
転職エージェントに3社以上登録する✅
1週間後までにやり遂げたい3つのこと(2024/7/16)
職務経歴職を作成し、担当エージェントに提出する✅
転職エージェントの面談を2社以上と実施する✅
1ヶ月後までにやり遂げたい3つのこと(2024/8/9)
(選考状況によっては、日付が前後)書類審査が通れば、5社以上の面接を受ける or BXデザイナー、エクスペリエンスデザイナーになるための自分なりロードマップの作る+社内外でUXデザイナーになるために必要な事をヒアリングする+社内でWebアプリケーション開発の勉強と実装経験を積む
10社以上に書類応募する✅
職種の探し方、自分の中のUXデザインを一般的な職種に落とし込む✅ 「UIを起点に顧客の価値体験が向上するような設(コンセプト設計、データアーキテクチャ設計、UI操作設計等)を行う」
1年後までにやり遂げたい3つのこと(2025/7/9)※再検討中
UXデザイナーとして副業案件を1件以上獲得する
マネジメント、組織開発関連の副業案件を1件以上獲得する
EQに関連する資格を1つ以上取得する
やりたいことを実現していく意気込み
意気込みは、特にないといのが本音である。ただ、自分が実現したい未来について、仮説を立てられたことで、今の自分に足りないものが明確になりつつある。それを1つ1つ今の自分に足していくしかないのだと思っている。
これまでは、ただただ彷徨っていたけど、人生の指針はできた。これからも引き続き「理想の自分」と「理想の未来」について、妄想し、焦がれて、一歩ずつ進んでいこうと思う。