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2021年の近未来SF

2021年に観る『東京2020オリンピック』は、どうゆう感じがするのかな。
と、いうことについて考えた話。

今となっては、バックトゥ・ザ・フューチャーもターミネーターも、マッドマックスもAKIRAも、「実現するかもしれない近未来」だったものもはみんな「ありえたかもしれない過去」になっちゃった。
これらの近未来SFをいま観ることは、過去の想像力に想いを馳せて検証することかもしれない。

『東京2020オリンピック』も、そんな感じかもしれない。
過去の想像力を2021年の東京で思い出す作業が、『東京2020オリンピック』ということかもしれない。

そこにあるのは現実の2020年でも2021年でもなくて「ありえたかもしれない過去のシミュレーション」だけど、シミュレーションにはシミュレーションならではのリアリティがあるかもしれない。
1949年に書かれたオーウェルの『1984年』を1999年の僕が読むみたいな感じかもしれないけど、ホントは全然違うかもしれない。

というようなことを妄想したら少し興味が湧いてきた気がするけど、ホントは全然的外れかもしれない。

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