スナッチアーム雪道ミュウ(5604文字全文無料)
1.ごあいさつ
こんにちは。オノダです。ロストアビスから彼女と2人でポケカを始めて今に至ります。
ロストギラティナを当初使っていましたが、ミュウvmaxのやってくることがわからんと思い、「わからないなら使ってみよう」と思って組んでみたところが使い始めた始まりで、そのあとはミュウvmaxの使い勝手のよさが気に入って使い続けています。
7〜9月にかけて、わりと勝てていてお世話になったミュウvmaxデッキを、自分の考えの整理も含めて言語化しておきたいと思います。
自分の考えの整理のためにやっているところも多いので、ご存知の内容も多いかもしれません。
書いていたら長文になってしまったので、休みながら読んでくださいね。
2.デッキリスト
3.大会成績
①8月レプトンカップ(116人参加)ベスト8位②トレカフェスチーム戦の予選 5戦5勝0負
他、レプトン上安非公認大会2回優勝、ジムバトル優勝多数。ほんとにお世話になりました。
4.このデッキの強いところ
ミュウvmaxデッキを使う理由としてざっくり①〜④があると思います。
①フュージョンシステムによるカード回りのよさ、事故率が低いこと
②ミュウvmax+ダブルターボの2枚だけで撃てる190ダメージ
③パワータブレットによる火力増強
④ドローにサポートを使わなくていい場面が多いため、手札干渉とボスを使いやすい。
弱い点としては、3-3、3-2-3と2ターンもしくは3ターンで相手にサイドカードを取りきられてしまう点があると思います。
そのため、「相手にサイドカードを取られないターンを何ターン作るか」ということが大事だと思います。
特にロスバレやサナ対面など非vで殴ってくるデッキだとよりたくさんの「サイドカードを取られないターン」を作らねばなりません。
そこで役に立つ動きが「スナッチアームと手札干渉」です。
ミュウvmaxのデッキ回りのよさ、高火力テクノバスターをうちつつ、相手の手札をコントロールできるのがこのデッキの強いところだと思います。
5.採用カード
★ポケモン11枚
ミュウv4、ミュウvmax3、ゲノセクト4
メロエッタやコオリッポやオドリドリなどの非vポケモンは不採用。(フュージョン型でないのもありますが、フュージョン型にしても個人的には入れたくない)
採用しないことで、相手にこちらのポケモンvをとられることが痛くなくなります。(3-3でサイドをとられるのも、2-3-3でサイドをとられるのも変わらないため)
相手の後1ドラピオンが非vポケモンがいないことで怖くなくなることが大きいです。
また、非v3体でスタートしてしまうと封印石が外れカードになってしまいます。
初手スタートをミュウかゲノセクトで確定スタートできるのが安定していて強いと思っています。
★トレーナー44枚
·ハイパーボール4枚
必須カード。いらないカードをトラッシュできるのが大きい。
·パワータブレット4
必須カード。火力増強。
·バトルvipパス4ネストボール2
先攻1ターン目に引けると大きいカード。合わせて6枚にしています。中盤手札でつまってしまうことが多々あり。ウッウロボを入れないのであればパス2ネスボ2程度に減らしたほうがいいと思ってます。
·フェザーボール2
ミュウの進化前、進化後ともにサーチできて、ネスボと違ってベンチが埋まってても使用できるのも優秀。初手の事故率を下げる他、雪道を貼っている時にテクノバスターではなく、ダイミラクルを撃てると撃てないではだいぶかわってくるため、できれば多めに採用したいカードです。
·ポケモンいれかえ2あなぬけのひも1
ドラピオン、ヤミラミ、悪リザ等、だいたい前のポケモンを倒したい時が多いためあなぬけのひもよりもいれかえを多めに入れています。あなぬけのひもはサナ対面やアルギラ対面等で後ろを狙いたい時に使用することがあります。
いれかえカートではなく、ポケモンいれかえにしているのは完全に好みです。どちらもいれるメリットがあるカードだと思います。
例えばいれかえカートにすることで、ゲノセクトに入ったおとぼけスピットの110ダメージとげっこうしゅりけん90ダメージをゲノセクトが耐えるようになり、ロスバレに少し強く出られるようになります。(さらにもう1枚使えるとめちゃくちゃ強い)
ポケモンいれかえにするメリットとしては、進化ポケモンであるミュウvmaxにも使えることです。これによりテクノバスターを撃った次のターンに「逃げ権利を残したままフュージョンシステムを使える」というところが強いです。
山札を引いたあとで逃げを選択できるのが好みでこちらにしています。タブレットが引けるかどうかで、ベルト持ちミュウvmaxで殴るのか、ベルトなしミュウvmaxで殴るのか選べるのが便利です。
·ウッウロボ3
パスとネスボを処理できて、50%で初手はパス、終盤はボス、タブレットなんでもなれる神のカードです。もともと4にしていましたが、初手の事故率を減らすため1枚減らしてボールを増やしました。
·スナッチアーム3
相手の手札を見られる最強カード。これを使った後にジャッジマン、ナンジャモ、オルティガにつなげられます。空打ちして手札を減らせるのも大きいですし、ウッウロボの種にもします。
山札をシャッフルしづらいロストギラティナ相手にギラティナvstarを山札の下に送り、進化させるのを遅くするのも強力です。
もともと4にしていましたが、初手の事故率を減らすため3に減らしました。
·ジャッジマン2ナンジャモ1
初手にうつならジャッジマン、終盤うつならナンジャモが強い。フュージョンシステムのおかげでこちらの手札の枚数は困りません。ナンジャモは山札の下に送る効果が強く、パオジアン対面等でカイが手札に3枚見えたときにはナンジャモをうちます。
また、最終盤に撃てるナンジャモはこのデッキとは相性がよいです。(相手のサイドカードの枚数を1枚に調整しやすいため)
対悪リザにおいて、前のリザをぶっとばしつつ相手の手札を1枚にして、雪道を貼れれば強い。
·オルティガ
相手の手札を1枚山札の下に送るカード。
スナッチアームで手札をみて、雪道を剥がすカードを下に送ったり、ロスバレならアクロマを1枚下に送ったりします。(ロスバレはロストに送るカードと長考時間でアクロマが手札に何枚くらいありそうだなぁと予測をたててうったりもします)
また、1枚だけ手札干渉するという効果がギフトエネルギーのあるルギアや、ミュウvmax対面において手札をつまらせられる点で強かったりします。
ただし、ジャッジマンとは違って自分の山札を引けないため初手に来ると事故るカードです。事故率が気になるならジャッジマンにするとよいです。
·ボスの指令2ともだち手帳1
ボスは試合中、だいたい3回か4回うちたいカードです。(特にサナ対面だと4回くらい撃ちたい時もあります) 初手に複数枚来ると事故るので、ボス2手帳1の配分にしています。手帳はウッウロボの種にもなります。
·森の封印石3
なんでもなれる最強カード。また、デッキにvポケモンしかいないため当たりカード。空貼りしておくと、相手がロストスイーパーをこれに使ってくれることもあり、雪道が剥がされにくくなる。
雪道ツツジ、雪道ナンジャモをしてくる相手にはこれを温存しておくことが重要で、初手にパスのために使ってしまったら、以下にロストスイーパーを山札に温存しつつ要らない札をトラッシュするかという立ち回りが求められる。
スナッチアームで手札をみて、相手が雪道があることで動けないことがトップ1枚以外に確定していたら、封印石雪道を貼って勝負にでることもあります。
·頂への雪道2
環境にぶっささりカード。パオ、悪リザ、アルギラ、ドラピオン等うちたい相手は多い。サナはだいたい剥がされるので要求札を増やしたり、作業員を撃たせる1枚として使います🙄
3回貼りたい試合は多く、本当は3枚にしたいですが、初手の事故率を上昇させたり、フュージョンシステムの回りを大きく下げるカードなので2枚にしています。
·ロストスイーパー4
要らない札の処理、雪道の除去、相手の道具の除去など万能カード。5枚入れたいカード。
·こだわりベルト2、災いの箱1
サナが減少傾向で、ギラティナ、ゴッドパオジアン、アルセウスピジョットリザードン、アルギラ、ルギアなど、vポケモンが多い環境であったため、こだわりベルトを2にしました。2にして助かる場面は多かったので、これでよかったと思ってます。
災いの箱は悪リザにミュウvmaxが倒された後に悪リザのHPを250にでき、タブレット2枚で倒せるようになるので優秀。他にはサナ相手にも使えたり、グラエナを相打ちにできたりします。
★エネルギー5枚
·ダブルターボエネルギー4
ゲノセクトをいれかえる手段にもなります。ロスバレ対面ではゲノセクトをバトル場にしばられてロストマインされてしまうのが負け筋でもあるので、いれかえ札と含めて枚数確認をします。
·フュージョンエネルギー1
ミカルゲを意識するならもっとたくさん入れたいカード。他、採用率は低いがディンルーやかがやくフーディンクレッフィなどにも強くなれる。採用することで、後1エナジーミックスをうてたり、ミュウvでサイコジャンプを撃てたりできる。が、ほとんど使うことはありませんでした。そのうち抜くかもしれません。
★不採用カード
·やまびこホーン
タブレットを温存できるカードかつ、サイド2枚取りを強引にできるカード。本当は採用したい。アルセウス型のリザードンデッキに対してアルセウスvをとれるようになるのは大きい。
上手い人はこれを使わせてくれない立ち回りをしてくるのと、初手に引いてしまうと事故ってしまうデメリットを考慮し、不採用。最近はあまり警戒されてないからまた入れるかも。
·まけんきハチマキ
サイドカードを5枚とられることが多いため、相手のサイドが残り1、こちらのサイドが残り2という状況になることは多いです。
ただ、先2など発動させたいタイミングで発動しないことも多いと考えて不採用。
·おはらいグローブ
サナ対面において、サナexをワンパンするために必要なタブレットの枚数は4枚。
1枚パワータブレットをウッウロボの材料にできるのがかなりでかい。
サナの数が減りつつあるため不採用。サナが増えてきたらまた入れるかも
·ロストシティ
ドラピオンとグラエナをロスト送りにしたい。あると便利ですが、サナ対面はミラージュステップされてしまうとロスト送りしても意味が薄いこと、相手の雪道をロストシティで剥がしたターンはこちらで雪道を貼れないことが不便だったので不採用にしました。
·タウンデパート
雪道をはがしつつ、封印石にもベルトにもなれるカード。メリットは大きいが、ベルトもちロスギラが怖いのと、ロストシティ同様に雪道を剥がしたターンに雪道を貼れないため不採用。そのうち入れることもあるかもしれない。
·ヒスイのヘビーボール
ゲノセクト2、3枚落ちに泣かなくてすむカード。サイド確認できるため、山札確認時間の短縮ができて強い。また、セイボリーが来た時にあるとないとでは変わってくるカード。
めちゃくちゃいれたくはあるが、ネストボールやフェザーボールの方が強い場面の方が多そうなので不採用としています。
6.各対面で意識していること(ざっくりと)
·パオジアン
有利対面。雪道はりつつ、セグレイブやパルキアを優先的に倒して、パオジアンに水エネを貼らせないようにします。
·ロストギラティナ
ミカルゲやドラピオンがいなければ有利対面。雪道ツツジが怖いため、ロストスイーパーの使い方が大事です。ロストスイーパーを引きやすくなる山札作りを心がけていきます。封印石はできれば温存したい。
·アルセウスギラティナ
ミカルゲがいなければ有利対面。ロストギラティナと同様に雪道ナンジャモを意識しながら立ち回ります。また、アルセウスを倒せば相手が止まるターンを作れることも多いのでボスは封印石を切ってでも使うことが多いです。
·ロストバレット
不利対面。カイオーガが入っていたらほぼ絶望。ゲノセクトにおとぼけスピットを入れられないこと、キュワワーをなるべく優先的に倒すこと、できれば雪道でゲッコウガの隠し札を止めることを意識しながら戦います。
·サーナイトex
不利対面。リバーサルエネ怖い。超エネ9枚(リバーサルあるなら6枚)でミュウvmaxがふっとぶ。1-1-1-1-2でできればサイドをとりたい。相手が動く前に何枚サイドカードをとれるかが戦いの鍵。
スナッチアームで手札を見ながらボスでキルリアをとるべきか、オルティガでサポートを下に送るのか選択し、サイドカードをとられないターンを作っていく。
サーナイトexにパワータブレットを4枚使えるかどうかは重要で、相手のナンジャモでタブレットが下に落ちてくれるのは嬉しい。
·悪リザ
不利対面。ふしぎなしっぽミュウがいると絶望。リザードンが動くまでに何ターン相手を止めるかが大事。災いの箱を使って1体は倒せる。2体たってしまうとかなりきつい。雪道の使い方が重要。雪道にロストスイーパーを相手が吐いてくれるなら災いの箱を守れます。
·白ルギア
ドラピオン怖い。初手の後1、先2でいかに相手を事故らせるかにかかっている。ネオラントやドラピオンを倒すことが多く、タブレットは余りやすい。
7.おわりに
長文になりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。またジムバトル等でご一緒することがありましたら、対戦よろしくお願い致します。