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ソフォラとはなんぞや

 「立春までは植物を買わないぞ」と心に固く誓った目標は、なんとか達成。しかし、立春当日にはもう買ったよね、植物。立春直後に寒波が来るのわかってたのに、買っちゃったよね。まあでも、アロイドなどの南国系植物じゃなかったのでセーフでしょ。ということで、今回購入した植物について、私なりにまとめて備忘録としたいと思います。

今回購入した植物:ソフォラ ミクロフィラ

 実は、昨年の夏の終わりに、4年ほど共に過ごしたソフォラ(たぶんリトルベイビー)を枯らしてしまったのです。なので、そのリベンジも兼ねて今回購入しました。
 で、前回は多分リトルベイビーだったので、今回はミクロフィラに。しかし、このふたつの植物の違いが(育てていたこともあるにも関わらず)ちっともわからん。っていうか、今回購入したお店では、2品種が仲良く並べられていたのだけれど、タグがついてなきゃ、どっちがどっちかなんてさっぱりわかりません。それくらい見た目も似ている。(私の主観ですが)
 帰宅後、ネットで検索していたのですが、この二つの区別がしっかりついているとは思えない状況でして。お花屋さんのサイトでも「ソフォラ ミクロフィラ(リトルベイビー)」なんて書いてあるところ多し。それじゃ、素人の私に区別なんかつけられるわけもない。ということでざっくりまとめてみようかと。

Sophora microphylla(ミクロフィラ 通称:はてなの木)
 原産国はニュージーランド。南島から北島(一部を除く)にかけてみられる。ウィーピングコーファイなどとも呼ばれ、あちらでは花木の扱い。高さや幅は8mほどの常緑低木(?)。木が成長すると特徴的なあのカクカクした枝ではなくなる。人類誕生以前から存在していた植物とも考えられている。耐えられる温度は0〜43℃(-7℃まで耐えられると書いているサイトも。ほんとか?)

Sophora prostrata 'Little Baby'(リトルベイビー 通称:メルヘンの木)
 
原産国はニュージーランド南島東部。ドワーフコーファイと呼ばれるように高さは2mくらいまでの低木で、成長しても分岐習性を失わないらしい。日本ではミクロフィラよりこちらの方がよく売られている理由はこれかなあ。下は-10℃まで耐えられるらしいのだけれど、自生地の最高気温は22℃くらいまでらしい。ミクロフィラより暑さは苦手かもね(ニュージーランドは南のほうが寒いから)。

 違いが大きそうなところをざっと書き出してみました。花は春に咲くとか、挿し木をしたいなら春がいいね、というところはだいたい同じかな。(リトルベイビーの挿し木は過去に何度か挑戦したが、全て失敗。梅雨〜夏とか秋とかにやっていたのが敗因か?)
 先代(推定リトルベイビー)は昨年の夏の猛暑でやらかしてしまったのですが、今回購入したミクロフィラのほうが暑さには強そうですね。
 今回のミクロフィラの生育方針は、早く大きくするというより、細かく剪定をして、あのカクカクした枝を楽しむ。そしてできれば、主だった幹は太く育てて強く生きてほしい。そんな気持ちで取り組もうと思います。

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